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三味線の買取価格、市場相場


三味線に限らず、モノの買取価格は需要と供給で決まります。

需要が高ければ価格は高くなり、需要が低ければ価格は下がります。

目次

  • 三味線の需要
  • 三味線の修繕費用
  • 価格相場を知る方法
  • まとめ
  • 三味線の需要


    三味線人口の推移(イメージ)

    三味線の需要は50年前の10分の1以下です。

    1960-70年代には三味線ブームがあり、多数の方が嗜みとして三味線を習っていました。

    しかし、現代は、学校教育では西洋楽器を教えることが普通になっています。

    日本の邦楽は馴染みがなく、日本の伝統楽器である三味線を習っている人はほとんどいないという状態です。
    このため、需要が少なく、価格は50年前と比べて随分下がっています。

    それどころか、演奏者がいないので三味線がほとんど売れないというのが実態です。

    三味線の修繕費用


    三味線の修繕、メンテナンスの事例

    三味線の修繕費用は低くて4〜5万円です。

    三味線の種類にもよりますが、大掛かりになる場合は10万円程します。

    売却を検討する方の三味線は少なくとも5年以上演奏やメンテナンスがされていないことが多いです。
    ほとんどの場合それなりの修繕が必要です。
     
    このため、三味線の買い取り価格はこの分も加味しなくてはいけません。

    価格相場を知る方法


    価格相場を知る方法としては、
    「ヤフーオークション」「メルカリ」などインターネットを通じての価格を調査するという方法があります。

    自分のお持ちの楽器がどんな仕様でどんなグレードでどんな状態なのかわが専門家並みに理解できれば価格相場がわかります。

    それが難しい方は、三味線に詳しい買取業者に見積もりを依頼するというのが一番労力が少なくてすみます。

    当方では毎月インターネット上の価格相場を調査した上で買取価格を設定しております、参考にしてください。

    買取価格表>

    まとめ


    ・買い取り価格は需要と供給できまる。

    ・三味線の需要は50年間で10分の1以下になった。

    ・三味線を再生するには修繕が必要。買い取り価格には修繕費用が加味されている。

    ・ご自身が三味線のことに詳しいのなら、インターネットを通じて価格を自分で調査をすることもできる。

    ・三味線のことに詳しい買取業者に見積りを依頼すると自分のお持ちの三味線の価格がわかる。