問いの集約
三味線奏者のための音と音楽の基礎知識(1)
三味線奏者のための音楽基礎解説。音・周波数・音域・音階・音律などの基礎概念を整理し、ピアノとの比較やヨナ抜き五音階、日本的音色の特徴を通して、三味線演奏の理解を深める導入編です。
講座紹介(概要)
三味線奏者のための「音と音楽の基礎」入門編です。音とは何かという根本から始め、 周波数・音域・音階・オクターブ・音律などの基礎概念を整理し、 ピアノと三味線を比較しながら実践に結び付けて解説します。 基礎知識を曖昧なまま演奏や指導を続けてきた背景にも触れつつ、 日本的音色、伝統音楽の音階観、ヨナ抜き五音階、不快な周波数帯と音色の関係などを取り上げ、 三味線演奏をより深く理解するための土台を築く内容です。
この講義で立ち上がった問い
- ・音とは何か──物理現象としての音と、感覚としての音の違い
- ・音階・音域・音律は、演奏表現にどのような影響を与えるのか
- ・ピアノと三味線の音の扱い方の違いは、何を示しているのか
- ・「日本的音色」とは、どのような音の使い方を指すのか
- ・なぜ基礎知識の欠落が、表現の限界として現れてしまうのか
内容の記録
Ⅰ.音とは何か(周波数・音波・可聴域)
・音を振動として捉える視点
・周波数と音高、可聴域の理解
Ⅱ.音階・全音・半音・音律
・ピアノの音階体系と三味線の比較
・音律=音の選び方という文化的枠組み
Ⅲ.音域とオクターブ
・三味線の音域構造と演奏可能範囲
・不快周波数帯と音色問題
Ⅳ.西洋音階以外の音の世界
・ヨナ抜き五音階の例
・伝統音楽における「音をずらす」という美意識
※個人や具体的事例に関する内容は記録していません。学びを抽象化し、共有可能な知として整理しています。
初公開:2024-05-11 / 最終更新:2026-01-07