家にあった先祖の三味線を修復して三味線を始める方がいます。
三味線を始めると、自分で思っているより、幼少期に三味線に影響を受けていることが、後からわかります。
この三味線の方はまず「三味線」を始めようと思いました。
三味線を初めて見ると、なぜか懐かしい。そして、しばらく続けると「家の倉庫に祖母の三味線がある」とのこと。
しばらくメンテナンスをしていなかったので、大掛かりな修復になりましたが、無事三味線として再生できました。
三味線を始める人はおおよそ、先祖や親類が三味線を演奏していたか、幼少期に三味線の影響を受けた人です。
そして、半数以上の方は、三味線を初めてしばらくしてからその事実に気づいたり、思い出したります。
自分がなぜ、あらゆるある多数の楽器の中で「三味線」に選ばれたのか、
そんな問いを持っていただくと面白い発見があると思います。
「この三味線の音色」