三味線の顔(過去に扱った三味線の一例) 三味線の顔(過去に扱った三味線の一例)

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  1. おおよそのご予算(例:20~30万円台、50万円程度、100万円以内)と用途(長唄・地唄・端唄・小唄・民謡・津軽・ジャンル関係なく自由になど)を考えます。
  2. 以下の「細棹」「中棹」「太棹」から、近い価格帯・仕様の事例を探します。
  3. 「このあたりの条件で一本探したい」と感じたら、 発注方法店舗試奏 でご相談ください。

※ 掲載されている三味線は「販売済み(ご成約済)」の過去事例です。在庫の一覧ではありません。
※ まったく同じ一本をご用意することはできませんが、近い価格帯・仕様・音色傾向の三味線をご提案できる場合があります。
※ リンク先のページに音源がある場合は、音色を比較する目安としてご活用ください。

ご提案できる価格帯と選択肢

当方は、概ね 8万円前後~500万円程度 のレンジで、中古からオーダーメイドまで、幅広い選択肢の中からご提案が可能です。
ご予算と目的に合わせて、最適な一本を一緒に検討していきます。

細棹

長唄・小唄・端唄などに用いられる細棹の三味線です。質や状態、グレードに合わせてさまざまな価格帯の事例があります。過去の実績を掲載していますので参考にしてください。

初心者向け 入門セット 11万円

細棹 / 材:花梨 / 状態:美品中古 / 用途:入門

販売:主にネット通販

初めて三味線に触れる方向けにご提供していた価格帯です。
「まずは無理なく始めたい」「入門用として一本ほしい」という方は、 10万円未満の花梨材を基準にご相談いただくケースが時々あります。

花梨 10~20万円程度

方法:店舗試奏、ネット通販

少し長く続けたい初心者の方や、サブ楽器をお探しの方によく選ばれた価格帯です。「10万円前後で、入門~初級をしっかり弾ける一本を」というご相談に適しています。

紫檀 15~35万円程度

方法:店舗試奏、ネット通販、オンライン相談

花梨より上のグレードを好まれる方に向いていた一本です。 「少し音にこだわりたいが、予算は20万円前後」という方は、 紫檀クラスでご相談いただくのも一つの方法です。

紅木クラス 25万円以上

方法:店舗試奏、ネット通販、オンライン相談

本格的に長く続けたい方や、舞台・発表会用の一本として選ばれてきたレンジです。「紅木で、将来まで見据えた一本を持ちたい」という方は、初心者でも 25万円以上を一つの目安としてご検討いただいています。

三味線はその他にもありますが、特に50万円を超える三味線は原則として「店舗試奏」を推奨しています。上記は一例です。ほかにも多数の「販売実績」があります。三味線をご希望の方は、「発注方法」からご相談ください。

中棹

地唄・民謡・小唄などに用いられる中棹の三味線です。演奏ジャンルを問わず演奏したい方にもよく利用いただいています。質や状態、グレードに合わせてさまざまな価格帯の事例があります。過去の実績を掲載していますので参考にしてください。

花梨 10~20万円程度

方法:店舗試奏、ネット通販

中棹で入門したい方向けの価格帯です。
「まずは無理なく始めたいが、中棹で学びたい」という方は、 10万円前後の花梨クラスを基準にご相談いただくケースがあります。

紫檀 15~35万円程度

方法:店舗試奏、ネット通販、オンライン相談

花梨よりも落ち着いた響きを好まれる方に選ばれてきたレンジです。
「中棹で少し音色にこだわりたい」「民謡・地唄をしっかり学びたい」という方に向いています。

紅木クラス 25万円以上

方法:店舗試奏、ネット通販、オンライン相談

舞台や本格的な稽古に耐える一本として選ばれてきた価格帯です。
「長く付き合える中棹を一本持ちたい」「地唄を深く学びたい」という方は、 紅木クラスの中からご相談いただくことが多くあります。

三味線はその他にもありますが、特に50万円を超える三味線は原則として「店舗試奏」を推奨しています。上記は一例です。ほかにも多数の「販売実績」があります。三味線をご希望の方は、「発注方法」からご相談ください。

太棹

津軽三味線・義太夫・浪曲などに用いられる太棹の三味線です。
入門用から、本舞台仕様まで、幅広い価格帯の実績があります。

花梨クラス 14~20万円

方法:店舗試奏、ネット通販

津軽三味線や太棹に触れてみたい初心者の方向けのレンジです。実際は太棹三味線でこのレンジで演奏される方は少数派です。このため特に中古の本数が限られています。

紅木クラス 30万円以上

方法:店舗試奏、ネット通販、オンライン相談

本格的に演奏される方に選ばれてきた価格帯です。
「舞台でも通用する太棹がほしい」「長く使える一本を探したい」というご相談に向いています。

三味線はその他にもありますが、特に50万円を超える三味線は原則として「店舗試奏」を推奨しています。上記は一例です。ほかにも多数の「販売実績」があります。三味線をご希望の方は、「発注方法」からご相談ください。

三味線のアルバム

販売した三味線をエピソードと共に別の形でまとめています。

三味線を発注するには

過去の販売品三味線アルバムから気になる価格帯や仕様の三味線が見つかったら、
下記のいずれかの方法でご相談ください。

1. ネット通販(全国対応)

フォーム」か「オンライン相談」をご利用ください。
「中棹 紅木 30万円前後」「あの三味線くらいの水準」など、気になった事例をお知らせいただくとスムーズです。

2. 店舗での試奏

できる限り試奏をして選択ください。
店舗では、インターネットに掲載していない三味線も含め、常時約100丁程度が試奏いただけます。「店舗予約

3. 三萃園にお任せ

「何を選べばよいか分からない」「まとめて相談したい」という方は、 「三萃園にお任せ」をご利用ください。
ご予算・用途・音の好みをうかがいながら、最適な一本をご提案いたします。

当店が扱う三味線のラインナップ

三萃園では、オーダーメイド・セミオーダーから中古・レンタルまで、
幅広い三味線をご用意しています。

ご購入後の学び・習得サポート

三味線は、楽器を手に入れてからが本当のスタートです。
三萃園では、教材・教本・稽古・オンライン稽古など、習得のためのサポートも一貫してご提供しています。

よくある質問

録音も掲載されていますが、実際の音と何が違いますか?

多くの方はスマートフォン、タブレット、あるいはPCのスピーカーで音を聴かれていると思いますが、 それらの再生環境では、三味線の音の情報のごく一部しか再現できていません。

三味線の音色には、はっきりした音程や音量だけでなく、 ごく微細な揺れ、余韻の広がり、空気の動きのような成分が含まれています。 これらは「心地よい」「ざらつく」「深い」「薄い」といった感覚として身体に伝わりますが、 小型スピーカーではその多くが失われてしまいます。

科学的に見ると、人の耳はおおよそ20Hz〜20kHzの音を聴き取ると言われています。 一方で三味線は、それを超える高周波成分や、 皮と胴が作り出す振動を通して、身体全体で感じる情報も発しています。 録音や再生機器では、この「身体で聴く」部分までは再現できません。
(身体で聴く「詳細」)

それでも録音には大きな意味があります。 音の立ち上がりの速さ、余韻の長さ、明るいか暗いか、張りがあるか柔らかいかといった 「音色の方向性」は、録音でも十分に感じ取ることができます。

実際、多くの楽器店は音そのものを公開していません。 その中で、事前に音の傾向を知ることができる録音は、 実物を試す前の重要な手がかりとして、必ず役に立ちます。

掲載している三味線は購入できますか?

このギャラリーに掲載している三味線の多くは、 原則としてこれまでに当方が製作・調整し、実際にお客様へお渡ししてきた過去の事例です。 そのため、写真に写っている個体そのものが在庫として残っているわけではありません。

ここでは、三萃園で扱っている三味線の 種類、佇まい、仕上がりの傾向、そして価格帯の目安をご覧いただくための資料として掲載しています。 「このくらいの雰囲気の三味線を探している」という指標としてご利用ください。

ご希望の価格帯や用途、演奏の方向性などをお知らせいただいたうえで、 その方に合った仕様で一本ずつ受注製作・調整を行います。 納期は三味線の種類や内容によって異なりますが、目安として2〜6週間ほどです。

三味線は一点ごとに音や反応が異なるため、 量産品の在庫販売ではなく、「その人のための一本」を前提にお作りしています。

遠方ですが、通販で購入することはできますか?

はい。実際に当方のお客様は、南は沖縄の宮古島や奄美の離島から、北は北海道まで、 日本全国にいらっしゃいます。 地域に三味線店がない、または信頼できる工房が近くにないという方でも、 長年にわたって問題なくお付き合いを続けていただいています。

三味線は専用のハードケースと適切な梱包を行えば、 ゆうパックなどの宅配便で安全にやり取りできる楽器です。 ご購入後の調整や皮の張り替えなどのメンテナンスも、 この方法で全国から日常的にお預かりしています。

「遠方だから無理」「実物を見られないから諦めるしかない」と感じている方は少なくありませんが、 そうした事情こそが、私たちが通販と遠隔サポートを続けている理由でもあります。

楽器選びや今後のメンテナンスのことも含めて、 できるだけ無理のない形で続けられる方法をご一緒に考えますので、 どうぞ遠慮なくご相談ください。

同じ種類の三味線でも、なぜ音が違うのですか?

三味線は、棹や胴に使われる木、皮、駒、撥に至るまで、 すべて天然素材で作られている楽器です。 天然素材は一本一本、同じものが存在しません。 木の密度や繊維の向き、皮の厚みや張り具合などが微妙に異なります。

そのため、同じ仕様・同じ作り方で製作されていても、 胴の中での響き方、音の立ち上がり、余韻の伸び方、手に返ってくる感触は それぞれ違ったものになります。 工業製品のように「同じ音」が量産されることはありません。

この個体差こそが、三味線の「個性」であり「味」です。 弾く人の手や感覚と出会うことで、その楽器の音は少しずつ育ち、 まるで対話するように関係が深まっていきます。

だからこそ、スペックだけで選ぶのではなく、 ご自身の耳や身体が「しっくりくる」と感じる一本と出会うことが大切です。 すでに縁あって手元にある楽器も、向き合い方次第で大きく育っていきます。

遠方ですが、店舗で試奏・相談はできますか?

はい。県外からのご来店も多く、試奏やご相談は歓迎しています。 一度お会いして音や方向性を共有できると、その後のご提案やメンテナンスもより的確になります。

このギャラリーをどのように使って楽器を選べばよいですか?

このギャラリーは、カタログのように「型番を選ぶ」ためのものではなく、 三味線の佇まい、雰囲気、音色の方向性を感じ取っていただくための場です。 まずは写真や説明、録音を見ながら、 「なぜか気になる」「惹かれる」と感じる一本を探してみてください。 三味線選びにおいて、その直感はとても重要な手がかりになります。

次に、その楽器がどんな音の傾向を持っているのか、 明るいのか、深いのか、張りがあるのか、柔らかいのかといった 大まかな方向性をつかんでください。 録音や説明文は、そのためのヒントとして役立ちます。

その上で、試奏やご相談を通して、 ご自身の耳や身体に合っているか、 これからどんな音を育てていきたいのかという方向性と重なるかを確認していきます。 そうしたやり取りを経ることで、 「長く付き合える一本」に出会いやすくなります。

自分では選べそうにありません

それはとても自然なことです。 三味線は種類や価格だけで判断できる楽器ではなく、 音の傾向や身体との相性まで含めて初めて「合う・合わない」が見えてきます。 初めての方ほど、何を基準に選べばよいか分からなくて当然です。

その場合は、「渋い音色が好き」「明るく華やかな音が好き」「やわらかい音がいい」など、 ほんの少しの好みだけお知らせください。 そこから三萃園の側で、用途やご経験も踏まえながら候補を絞っていきます。

楽器選びをすべてご自身で背負う必要はありません。 これまで多くの演奏者の音と向き合ってきた視点から、 その方に合いそうな方向性を整理し、「このあたりから試してみましょう」という形でご提案します。

三萃園にお任せ」という形でお問い合わせいただいても問題ありません。 対話を通して、あなたにとって無理のない一本を一緒に探していきます。