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(33)楽器と一体になれる瞬間 (太棹紅木)

三味線を10年も続けるとこんな心境がで始める方が多くなります。

 

"しびれるような喜びとつながる瞬間" ぜひ多くの人に体験いただきたいと考えています。

 

奏者へインタビュー(30代 女性)

 

・三萃園の三味線の音色について

 

まず、びっくりして、音色が違いすぎて、響き方も違うし、

全体で響きわたるかたち、開放弦を鳴らすと ビーンと私に伝わってくる形が全然違うので、

見た目は、同じように見えるのですが、わかりやすい見た目の違いがないのに、

こんなに変わるのって感動がありました。

 

一番、響きがすごすぎて、最初むせました。ゴホゴホって。振動で。

 

・三味線の音色との深い体験

 

三味線の音が触れてきます。振動とか。

聞いていてもそうですが、弾いててもぱちって、一体じゃないけと、私、三味線と一体になれたという

瞬間がシュ、シュ ってくるときがあるのですけど、そのときにどうやっているのかまだわからない

のですけど、音の響がふと体に響いてくる。

 

・三味線と稽古

 

良さ、いっぱいある。

ここにきて、いい言葉がないかな。

 

どんどん違う世界が見えるようになるという感じです。

 

いろんなお稽古を通して、色々な見え方が変わってきました。

 

(稽古というものは)多分本来はそうなのだろうなと。

だんだん楽になっていく感じです。

弾いてて楽しいという瞬間もありますし、開放的になっていく瞬間もありますね。

 

知れば知るほど深いなと感じるので、その魅力にはまります。

 

ただ楽しかっただけよりも、感動とかを感じたり。

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