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(37)生命力のある演奏 (太棹紅木)

他者の心に痕跡が残る。


それは"生命力のある演奏"。

 

「後からじわじわと良さがしみてくる」

「よくわからないけど、あの人が演奏していた姿を思い出す」

 

「あの人はあんな演奏ができるのか」

この質問をよくいただきました。

 

派手な演出は一切ない。

 

難しい曲を弾いているわけでも、

音が多いわけでも、スピードが速いわけでも、音やリズムが完全に正確なわけでもない。

 

"自分の音色で自分の演奏"をする。

 

そこには長く人生を歩んできた"深み"が滲み出る。

 

"伝えたいなにか" "自分が本当に好きな曲" "生きている音色と生命のリズム"

 

伝えたいことが溢れ出ているようでした。

 

 

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