上達の定義。その一つは音が深く聴けること。
その必要条件の一つは、"自分にとって良い音色"の三味線と共に歩むことです。
そんな三味線は、自分にとって何が必要かを語りかけてくれる。
これが「モノが教えてくれる」ということ。
この三味線に出会った方は、
世間的には"高級"とされているはずの三味線で演奏していましたが、いつも"しっくり"きていなかった。
そんな彼がようやく出会った一丁。
上達への新たな歩み。
喜びに震え、エネルギーに満ち溢れていた彼の姿と表情。
彼は今、何を語り合っているのだろうか。