三味線・唄教室 あかい紅葉 > 田中こず恵のブログ2021-23年

田中こず恵 ブログ2021-23年

田中の三味線演奏風景

目次


・2024.12.30 9割は叫んでいるだけ

・2024.11.09 一番大切なのは声の質

・2024.10.20 <ご案内>11月17日は発表会です

・2024.09.26 可能性を広げる方法

・2024.08.10 演奏動画「長崎ぶらぶら節 民謡」

・2024.07.05 三味線の重心と構え方

・2024.06.21 都々逸「鐘が鳴りました」

・2024.04.26 演奏動画「100年前の太棹三味線の音色」

・2024.04.14 口三味線

・2024.02.12 演奏動画「梅にも春」

・2024.01.08 三味線を叩いてはいけない

・2023.12.08 感情を声につなげる

・2023.12.01 演奏動画「佐渡おけさ」

・2023.11.24 インタビュー動画「上手い下手を超えた世界」

・2023.11.19 2023年 発表会を開催しました

・2023.10.31 演奏動画「ちゃっきり節」

・2023.9.30 「こぶし」作り方/抑揚の作り方

・2023.8.01 ムダな練習より"聴くこと"が大切

・2023.7.15 演奏動画「伊勢音頭」

・2023.7.01 テクニックでは改善しない大切なこと

・2023.4.28 基礎7つのチェックポイント

・2023.3.31 和の発声法(4)高音の出し方

・2023.2.24 痛みを防ぐ動作

・2023.1.27 和の発声法(3)腹式呼吸について

・2022.11.27 2022年 発表会を開催しました

・2022.10.01 北名古屋教室開講(名古屋芸大内)

・2022.8.13 和の発声法(2) ロウソクの火を利用した稽古

・2022.6.30 疲れにくい三味線の弾き方_左右のバランス

・2022.5.30 祇園小唄/弾き唄い/三味線演奏ライブ

・2022.4.21 道南口説/北海道民謡/三味線演奏ライブ

・2022.3.14 15周年コンサートを開催しました

・2022.3.5 教則動画「三味線にメトロノームは使ってはいけない」

・2022.2.20 コンサート リハーサル

・2022.1.30 教則動画「目の動きが変わると音も変わる」

・2022.1.5 3月13日 15周年 記念コンサート 予約開始

・2021.12.30 発表会アーカイブ「本庄追分」

・2021.12.08 発表会アーカイブ「名古屋甚句」

・2021.11.30 2021年 発表会を開催しました

・2021.11.13 発表会に向け 生徒さんとの撮影

・2021.10.23 津軽三味線 三下り(さんさがり)(演奏動画)

・2021.10.11 出囃子 円馬囃子(えんまばやし)(演奏動画)

・2021.10.5 チューナーの使い方(教則動画)

・2021.9.26 糸の替え方(教則動画)

・2021.9.19 十日町小唄(弾き唄い動画)

・2021.9.14 撥の動作ウツ(教則動画)

・2021.9.11 秋田民謡 ドンパン節(弾き唄い動画)

・2021.8.22 津軽三味線 津軽あいや節

・2021.8.20 ワクチンの2回目の接種が終わりました

・2021.8.8 民謡 チャグチャグ馬コ (弾き唄い動画)

・2021.8.1 三味線の構え方(教則動画)

・2021.7.29 出囃子 じんじろ (演奏動画)

・2021.7.22 民謡 郡上節川崎 (弾き唄い動画)

・2021.7.16 津軽三味線 津軽甚句 (演奏動画)

・2021.7.13 撥の持ち方 (教則動画)

・2021.7.7 端唄 春雨 (弾き唄い動画)

・2021.7.6 民謡 ソーラン節 (弾き唄い動画)

・2021.7.4 合同稽古「深い基礎・自分の音色 実践編」終了

・2021.7.3 撮影の様子

・2021.7.1 ブログ リニューアル

感情を声につなげる(23/12/08)


00:00 実は多くの人は自分の感情がわからない
1.嘘の感情は声に表れる
00:20 感情につながらない「声」の事例
    機械的、大きい声、無意味に高音、正確→良し悪しがはっきりするものに行きがち
    上手だね、うまいねと言われるのは半人前→評価、思考
    <ポイント>感情につながらない人は、他者の承認や評価をもらうために、「頭」で「身体」を支配しようとする。他者からどう見られるかを気にする。承認欲求。
頭で考える「悲しそうな声」(嘘の声)ではなく、その人の人生や生育歴、記憶、情景、情緒などと、つながったところから引っ張ってこないと人は感化されない。
→現代人の鑑賞能力は上がっているので、感情とつながらない声は、相手には見抜かれている

2.感情とは
02:35 例)「悲しい」時は身体のどこかに感じている。何かの状態になっている。その状態に思考で名前をつけている。
声に感情を乗せたいのであれば、その身体の状態のまま声を出すことが訓練として必要。
和の発声で身体が大切と何度も繰り返すのは、ここがとても重要だからです。

03:20 「思考」と「感情」
この違いに答えられる人はほとんどいないのが現状。
身体と感情は繋がっている。
身体感覚→思考→解釈(自分が考えたいように解釈する)
和の発声法では、思考を通らずに感覚のまま声につなげていきます。
情動に身を預ける。
※感情の捉え方はこれが全てではありませんので、ご注意ください
言葉になる前の「悲しみ」で表現しないと伝わらない。
多くの人は、テクニック的に「こう歌えは悲しい感じでしょ」「悲しい声ってこんな感じでしょ」と思考で声を出してしまう。

3.実践編
06:30 多くの人から、「声に感情を込めたい」と相談をされるけれど、まず、一番大事なことは
「自分の本当の感情に気づくこと」です。ほとんどの人は自分の「本当の感情」に気づいていない。
「自分の本当の感情」を声につなげていくというルート(通路)を作っていく
このルートのつなげ方は一人一人違う。

「自然にその声が生じてしまう」「身体から湧き上がってきた声」
それを思考で止めない。感じたことをそのまま表現する。これができてくると、周りの反応が変わってくる。自分にしかできない表現。自分の能力や才能を見つけることもあります。

演奏動画「佐渡おけさ」(23/12/01)

新潟県民謡の佐渡おけさの弾き唄いです。数年ぶりに撮影し直しました。
この曲は、明るい歌い方もありますが、歌詞や情景を思い浮かべると、私の場合、どうしても明るくはできなくてこの歌い方になります。こうにしかならないという感覚です。

2番の「ハァ〜」が短くなってしまいました。その直前に「ハァ〜」が短くならないようにと「考えてしまった」んですよね。「思考」が働いてしまいました。素直に身体に任せればよかったです。


インタビュー動画「上手い下手を超えた世界」(23/11/24)

人は自分自身のことはわからない。だから他者が必要。

そんな教室が作りたかった。その教室がある程度実現できた。
インタビューを通じて、改めて言語化することができました。
何か伝わるものがあれば、幸いです。


00:00 上手い下手を超えた世界〜奏者の成長とは〜
00:40(序)スポーツのような演奏
スポーツのような演奏や組織の一員としての演奏は、これをやればいいというのがわかっていて、予測ができるから楽。点数をつけることができる。
01:30  一方、点数にならない世界とは
・音色の複雑さ
・その人の感情がどう動いているか
・曲が通過しているかどうか
・自然との一体感
01:48 スポーツのような演奏=上手い下手の世界→数値化できる基準でテクニックを競い合う
・音を間違えない・速く正確に弾く・音を大きく・音を多く→これらはどうやったらいいか想像がつく。評価ができる
これは、頭が身体に「こうしなさい」と指令している状態(西洋的発想)
02:30 「テクニック」とは
頭で身体をしつけ、目的に向けていがに動くかを身体に覚え込ませること(一部では有効)
ある評価の基準に向けて、自分をしつけていく。誰かになろうとする
負のスパイラル。他者承認が欲しい→基準に合わせる→テクニックに逃げる(心の声を無視)
テクニックの行き着く先→みんな同じ演奏→心身分離→心の拒絶が身体に現れる
09:00 自分を信じるか、他人に基準に従うのか
09:45(1)本当にやりたいこと。自分が基準
一般的な音楽教室:自分の範囲を超えない生徒さんを集める。自分の能力を超えないように暗に抑圧する。自分の弾ける曲しか教えない。自分ができることしかさせない。この枠の中でやりなさい。みんなと同じように演奏させる。生徒をラベリングする。
(例:資格制度)
私の教室のあり方:組織の都合ではなく、本人がやりたいことをやる。自分が基準
音楽の導入としては、自分のやりたかったことを表現する。初期の欲求を満たす。それが終わらないと次の段階に進めない。自分自身の本当の欲求を表現していくと、心身が整い出す。
14:05 心身一如
心身のあり方は心を表し、心のあり方は身体に表現される→その人の存在あるがままが表現される。その状態だと、自分が本当に何を感じ、本当にどうしたいのかが一致している
14:55 心身が整いだすと、次の段階が始まる
初期の欲求と欲求が変わってくる。頭が考える欲求が終わると、欲求がシンプルになってくる
気持ちよく弾きたい。身体が喜ぶなど身体の欲求に変わる。表現する音が変わってくる。
他者が気にならなくなってくる。自分の方の感覚に繋がってくる。
その先に、自分自身の深いテーマとつながることも多い。
16:32(2)自分の中心へ
楽しく弾く、気持ちよく弾くという段階が終わると「自分だけにできる演奏がしたい」「自分の音色」「自分のルーツや本当の想い」を音楽を通じて表現したいという欲求が出てくる
楽ではない世界。一時的にはしんどい時期もあるけれど、それができた喜びは自分も他者も言葉にはできない感動や共感がある。
19:00 どんなお稽古なのか
自分の中心へ向かう稽古。曲が弾けることが目的ではない。曲を通じて何を表現するのか。
曲を通じてその人の人生がどう出てくるかがおもしろい。
21:50 2人の生徒さんの事例
生徒さん一人一人、人生と繋げるルートが違う
24:40(3)自分を超える
自分が邪魔になってくる。自分という媒体を通じて曲が通過する。曲が主体になる。
そういう状態で演奏すると、その人自体が神々しく感じたり、その人を見ること、その人の音を聴くだけで幸せな気分になることもある。上手い下手が関係ない世界
26:05 伝統芸能とは
伝統芸能の定義:自分自身を通じて、あちらの世界とこちらの世界に触れる。繋ぐ
日本の音楽の構造:主語がない。情景をうたう。感情を特定しない。情景を情緒の糸口とし、言葉になる前の身体の感覚と繋げるは、芸能の技術の1つ。
28:00 自分を超える/自他の境界が拡大する/2人の生徒さんの事例
Dさん 芸事は50代で頭角を現し、70代で花開く。まさにそれを見せてくれた生徒さんの事例
自分の教室をやっていて、生徒さんの変化や成長を見ることが喜びです
31:30 西洋のレッスンとお稽古の違い
西洋のレッスン:身につける。何ができるようになるのか明確。スポーツ的。
伝統芸能のお稽古:取り除く。その人自身になっていく。その後、その人自身がいらなくなる。何が得られるのかはお稽古中はわからない。

2023年 発表会を開催しました(23/11/19)

2023年三味線の発表会風景

演奏動画「ちゃっきり節」(23/10/31)

やっと納得のいく「ちゃっきり節」になりました。
もっと声を張り上げて元気よく唄う「ちゃっきり節」もありますが、私にとっては、この唄い方が一番しっくりきますし、曲と一体感があります。


「こぶし」作り方/抑揚の作り方(教則動画)(23/09/30)

今回は、ビブラートと間違えやすい、「こぶし」について和の発声法(R)?の観点からお話しします。

00:25 (1)日本古来の動作
足→丹田→縦回転のエネルギーを作る
日本古来の身体動作「引く」動き 例)畑を耕す。漁師の網を引き上げる動き
こぶしの練習。円を沢山作る。
テクニックでやると音階になってしまう。

02:45(2)よくある間違い
こぶしを横に作る→身体も目線も横になる。西洋化
こぶしを縦に作る→身体古来の動作を同じ
西洋音楽が入ってきて、楽譜を使うようになってきたから時間軸の概念が生まれ、こぶしが横に作られるようになった。古い日本の楽譜は縦書きが多いです
04:35 抑揚のセオリー
05:30(3)テクニックではない
自然に生まれる動作。おのずから生じてくる動き。自我が緩んできたときに、ボヤーとしてきて自然に動く。こう動こうは自我が動いている状態。
テクニックではなく「委ねる」「預ける」。頭を含めた身体を預けられるかが重要なポイント
07:55(4)人それぞれ違う
緩めすぎて力が入らない人に緩める動きは逆効果。足腰をより使えるようにする。足で踏ん張れるようにする。人それぞれ、必要なことが違うし、その人にとって使ってない必要なルートを見つけていくことが講師の役割。身体の一定の部分を変えようとするのは、逆効果なので注意
09:50(5)動画で学ぶことの注意点
動画を見てくださるのはとてもありがたいけれど、残念ながら「自分はこうだな」と思うことは大抵間違っています。何故なら、人は自分の考えられる範囲でしか物事を考えられないから。
他者に見てもらうことが大切です。
11:00(6)声の個性とは
人それぞれ、身体も生育歴も違う。曲から感じるとるものが違う。
西洋音楽は、作曲者の意図の通りに演奏する。日本の古来の曲は、その人に委ねられているのが特徴。曲をその人自身を通過した時に、どう動くのかが一番おもしろいところ。
では、何が動くのか。こぶし、声の出し方。声の質。震え。広がり。締まり。
その人の人生が出てしまう。「こうにしかならない」ということに出会った時に人は感化される。
指定がない。だから、みんな違っていい。そこがおもしろい。


ムダな練習より"聴くこと"が大切(教則動画)(23/08/01)

00:00 人は”聴こえる音”を表現している
00:20(1)聴こえ方は人それぞれ
   聴こえ方が改善すると発声も改善する。
   無闇な発声の訓練より聴く訓練の方が大切な場合もある
00:50 聴こえ方比較 サンプル
01:45 音階しか聴こえていない人のサンプルと「余韻」と「ゆらぎ」があるサンプル比較
02:55 何に聴き耳を立てるかが重要
03:20(2)音や音楽の知識 日本人の美意識の音
04:00(3)師匠の聴こえ方が移る
05:15(4)意識状態
   一例)母の子守唄 06:15(5)事例 聴こえ方が改善すると
    例1)音が聞こえすぎて困っていた生徒さん
10:50 例2)聴こえる範囲を広げた生徒さん
言葉として、余韻とゆらぎを知って、表現できるようになるには、余韻やゆらぎを聴けるようになること。

「聴くこと」だけをとっても、人それぞれに特徴がある。
その人に合ったアドバイスが必要です。


演奏動画「伊勢音頭」(23/07/15)

伊勢音頭(関東節)の弾き唄いです。やっとこの曲が通過してくれました。


テクニックでは改善しない大切なこと(教則動画)(23/07/01)

00:00 テクニックでは改善しない大切なこと
    三味線のお稽古において、重要なポイントです
   (1)心と身体は繋がっている(2)テクニックでは改善しないこと(3)心は身体に現れる(4)身体から心を整える(5)稽古の本質
00:30 心身一如と三味線のお稽古
    日本古来の伝統芸能の前提ですが、現在この基本を教えられる三味線の先生や教室はかなり少ないのが現状です
    多くの教室の実態は、単に楽譜通りに演奏する。単にテクニックを身につける。となってしまっています。
01:30 心身一如を前提としたお稽古の一例
    三味線を弾いた時にでる「力を抜く」「肩が上がる」という癖。
    日常生活のパターンになっている曲が三味線にも出ます。音にも影響します
04:00 テクニック的演奏とは
    テクニックとは頭と心と身体が分離している状態。頭で身体をコントロールする状態
    部分的には有効です。
    テクニック的な三味線の演奏は、正確で間違えないか。音が多い、速いか。音を大きくはっきりと。ウケそうなことをするという方向へ行きがちで、三味線の演奏を数値化し、スポーツやゲームのように楽しむといった傾向があります。弊害としては心を塞ぎ身体をモノとして扱います
06:00 お稽古の一例:腕を預けられるか
07:35 芸術・芸能の重要事項
09:25 本来の意味での稽古
11:30 型・口伝
12:30 姿勢が表すもの
16:00 稽古の本質
    テクニックのように特定の場面でしか通用しない技術を身につけることではありません
    稽古の本質に向かうほど、今の自分には想定できないことを学ぶことになります
16:45 全体を整える


基礎7つのチェックポイント(教則動画)(23/04/28)

00:00 三味線の基礎 7つのチェックポイント
00:05 (1)三味線の多くの悩み
    ・基礎を深く習っていない
    ・基礎を習ったつもりだった
    ・基礎ができていないかもという疑問すら持たない
     これらの多くの怖いことは、それを誰も指摘してくれないので、
     その状態が永遠に続いてしまうことに加え「違和感」や「モヤモヤ感」が続きます
01:15(2)7つのチェックポイント
01:18  @無理のない構え
02:00  A慢性的な痛み 
     ・古来の動作を身につけ、痛みを軽減させる
03:12  B駒の位置
  05:10  C調弦3年ツボ8年
     ・音階を出すことすらままならない(ぺちゃぺちゃと音がする)
     ・音階をはっきる出せばいいと誤認
     ・楽器を共鳴させながら余韻まで響かせる
08:30  D音が深く聞けているかどうか
     ・皮のない三味線の音色の試聴
     ・なぜ皮が必要なのか
     ・楽器の個性はどこで感じるのか「美しい雑味」「倍音」「ゆらぎ」「余韻」
     ・音階以外の音にこそ、楽器の個性が出る
11:10 E頭で演奏しない
     ・基礎が身についていない典型的な演奏 頭で考える→身体に指令を出す
     ・頭で演奏すると「今、この瞬間」にいられなくなる
     ・楽譜がないと弾けない
     ・頭で演奏する人の特徴「間違えないで弾く」「速く」「大きな音」「音を多く」
     ・心と身体で演奏できるようになるとは
     ・音楽、作品、楽曲に身を委ねる感覚
14:15 F自分の音が好きか
     <質問>
     ・自分の音は好きですか
     ・自分の音に感動していますか
     ・自分の音が身体中に響いていますか
     ・本当にやりたかったことをやっていますか
17:45 まとめ〜基礎ができているということとは
     1.心と身体が整う
     2.自分の思いが実現できる
     3.自分では思ってもみなかったことができるようになる
知識、感受性、楽器、心身などを通じて、全体的なことを稽古を通じて習得し、整えていくことが大切です


和の発声法(3) 高音の出し方(教則動画)(23/03/31)

00:00 高音の出し方の概要
00:50 高音が出ない理由 原因(1)裏声に抜いてしまう 原因(2)喉を締めてしまう 原因(3)叫んでしまう
01:15 高音の出し方の実践@意識A身体の使い方
03:15 高音の出し方の実践@(身体の使い方)
05:50 足腰で声を支える
06:30 「裏声に抜く」「叫ぶ」サンプル
07:25 解説「裏声」と「地声」
08:00 裏声の問題点1:自分と切り離して「自分以外」の綺麗なものになっていく 2:みんな同じ声
09:50 高音の出し方の実践A(身体の使い方)


痛みや怪我を防ぐ(教則動画)(23/02/24)

痛みがあると、呼吸がとまります。伝統芸能の基本は、重心を丹田に置き、呼吸を深くしていくことです。
痛みに耐え、呼吸が止まる癖をつけてしまうと、その癖をとるのはすごく大変です。
動画が少しでも参考になれば嬉しいです。

00:00 (1)比較 どの動作が怪我につながる?
00:40 (2)痛めやすい動作
04:30 (3)日本古来の動作  伝統芸能の基本 動作と呼吸
05:00   撥の持ち方 小指の重要性
06:35   呼吸と撥の動作の連動
07:55   親指の役割 ブレーキ
09:00   初心者にありがちな動き
10:30   中指の役割 バランス
12:15   右側の力の抜き方
12:45 (4)動画で学ぶことの注意点


和の発声法(3) 腹式呼吸について(教則動画)(23/01/27)

0:36 腹式呼吸の勘違い
1:38 固めてはいけない。振動が大切
2:11 解説:呼吸と骨格
4:05 和の発声法の呼吸の実演
5:55 伝統芸能にとって大切な足の裏の感覚
6:35 最後に〜エネルギーの流れを止めてしまう横の動き


2022年 発表会を開催しました(22/11/27)

27日に発表会が終了しました。
出演のみなさん、お疲れさまでした。
楽しかったですね?

1年に1回しか会わない生徒さんたちも多いので
「他の生徒さんたちに会いに行く」という感覚の出演者も多かったと思います。
みんなに会えるという喜びも大きいです。

生徒さんたちの今年1年のお稽古の様子を見てきました。
毎年そうですが、9月頃から出演の生徒さんたちの演奏がグッと引き締まってきます。
そして、そこから一人ひとりの仕上がりが変わってきます。
初めて出演する生徒さんもいれば、ベテランもいます。
初めての人は、まず舞台で弾く。その経験だけで十分です。
2回目、3回目の人も舞台慣れをするだけでも違うと思います。
5年目以上の人たちに、よく伝えた言葉は「弾こうとしすぎてる」「唄おうとしすぎ」「置きにいかない」という言葉でした。
特に直前のお稽古になると「間違えないように」「失敗しないように」という「考え」が優先になって、「置きにいった演奏」になりがちです。いつもならできる演奏が、小さくまとまってしまいます。
そうならないようにフォローしながら、お稽古を進めた生徒さんが多かったです。
一人一人がどう演奏したかったのか、どう仕上げたかったのか、何を伝えたかったのかは十分伝わった発表会だったと思います。

発表会の感想や来年に向けての一人一人の「深いテーマの設定」を 今週末のプチ合同稽古でやりますので、またご参加くださいね


三味線合奏風景
みなさんとの記念撮影

北名古屋教室開講(名古屋芸大内)(22/10/01)

北名古屋教室を開講します。
場所は名古屋芸大のキャンパス内です。
団体、個人稽古両方ご用意していますのでご興味がある方はぜひ体験にお越しください。

詳細

和の発声法(2) ロウソクの火を利用した稽古 声を飛ばす方向と骨盤(教則動画)(22/08/13)

00:00 和の発声法 実演(ロウソクの火が揺れるか)
00:42 日本古来のロウソクの火を利用した稽古の注意点
01:12 声を飛ばす方向 前に飛ばすのは西洋人、日本人は後ろで響かせる
04:29 稽古の一例 骨盤と声
05:20 骨盤の角度も大切 母音と骨盤。


疲れにくい三味線の弾き方_左右のバランスについて(教則動画)(22/06/30)

多くの人は、力の入れるバランスが逆になってしまっていて、弾いていて疲れる。
音色がキツイと感じる人が多いです。
左右の力のバランスは、伝統芸能の身体の使い方に共通する部分です。
力を入れるバランスを見直してみてください。


道南口説/北海道民謡/(演奏ライブ動画)(22/05/30)

コンサートでの演奏の様子。
春のコンサートだったので、「月は朧に〜」で始まる春らしい歌詞で始めました。
小唄用の小さい撥で弾いています。
柔らかく仕上がるように工夫しました。


道南口説/北海道民謡/(演奏ライブ動画)(22/04/21)

コンサートでの演奏の様子です。
物語になっている曲なので、心の中で情景を浮かべながら演奏しました。
この曲は、ラストの後唄の部分が特に好きです。
三味線の独奏用に少しアレンジを加えています。


15周年コンサートを開催しました(22/3/14)

まず、無事に開催できたことにホッとしています。
ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。
出演の生徒さんたちも、よくがんばりました。
お疲れさまでした

「想いの伝わるコンサート」
これが、今回のテーマでした。
一人一人の想いが伝わったコンサートにできたと思います。
私の方に届いている感想を一部紹介します。

・・・・・・・・・・・
<お客様の感想>
・特にソロの生徒さんたちの、熱意、想い、音色が全身から伝わってきて涙が溢れそうになった。
・三味線1丁、1丁の音色が、三味線や弾く人によって、こんなに違うのかと驚いた。
・100年前の三味線の音の深み、すごみに圧倒された。
<出演の生徒さんの感想>
・見に来てくれた友人が自分の成長を見守り、応援してくれていたこと、それを喜んでくれたことが、すごく嬉しかった。
・コンサートのお陰で友人との繋がりが深くなったことを実感した
・家族が影響されて、何か始めたくなったという声も多かったです。
・・・・・・・・・・・・・

一人一人が「自分の想いや音を表現すること」に重きを置いて作り上げてきた教室の想いが形にできたと思っています。

まだまだ、発展途上な部分もありますが
これからも、精進していきますので、応援よろしくお願いします。

田中こず恵

15周年三味線合奏風景
15周年三味線先生の演奏

三味線にメトロノームは使ってはいけない(教則動画)(22/03/5)

「メトロノームに合わせて弾くと、うまく合わない」という相談をよくいただきます。
メトロノームは機械リズムなのに対して、三味線音楽は生命のリズムです。
そのため、メトロノームで合わせると、うまく合いません。
また、機械リズムで弾くと「つまらない演奏」になることも多いです。

00:00 日本伝統の演奏とは
00:04 (1)ロボットのような演奏とは
00:50 (2)機械リズムと生命 日本古来の拍(リズム)の取り方
02:44 機械リズムで三味線を演奏する時の身体の状態
03:40 芸能の身体の状態
04:55(3)伝統的な身体の使い方<呼吸と小指>
08:05 <基本>の奥深さ 小指、丹田、座り方、首
09:25 呼吸と撥の動き
09:50 古典的なお稽古方法<口伝>


コンサートリハーサル(22/2/20)

3月13日 15周年記念コンサートのリハーサルを実施しました。


感染症対策のため、座席数を半分以下にしています。チケットはあとわずか。ご希望の方はご連絡ください。


リハーサル三味線合奏風景
リハーサル三味線先生の演奏

目の動きが変わると音も変わる(教則動画)(22/01/31)

目の動きが変わると音も変わる ステップ1「視野が広がると音も広がる」音の響き方と目線
00:00 堂々として見える目線
00:42 目の動きと音の響き方(視野の広がりと音の広がり)
01:39 音は前に出るのではない(音は空間全体に広がる)
02:22 楽譜を見る場合の目線


3月13日 15周年 記念コンサート 予約開始(22/1/5)

15周年記念コンサートを開催します。定員を1/3程度に制限して開催する予定です。


ご希望の方は是非ご予約ください。


三味線コンサート
三味線,教室,愛知,三河,尾張,安城市,刈谷市,岡崎市,豊田市,大府市,名古屋市,高浜市,東海市,豊明市,碧南市,みよし市/三味線・唄教室『あかい紅葉』は「初心者でも安心して始められるサポート」をご用意しております。また、腕試しの機会や生徒さん同士の絆や思い出作りをお手伝いします。民謡、小唄、端唄、長唄、落語出囃子、子守唄、津軽三味線、都々逸、古謡、古曲、ポップス、アレンジ、即興、作曲、和の発声法。気軽に体験レッスンへお越しください。