後悔しない三味線選び
10年以上読まれ続けています。
現代で三味線を好きな方は少し変わり者でしょう。
三味線は400年の歴史の中で、
芸術楽器や民族楽器として発展してきました。
三味線は数10年前までは各ジャンルが家元制度を利用して発展してきました。
それまでは、三味線の知識は流派の師匠を通じて学び、
善かれ悪しかれ組織のしきたりに従うことしかできませんでした。
近年は三味線を初め、続ける方法は無数の選択肢が出てきました。
また、インターネットの発展で、無数の(無責任な)情報が拡散しています。
それが故に「何を信じていいのかわからない」という状況が発生してきました。
私は長年、今昔東西の三味線に囲まれながら、
日本中の方から生の声を頂きながら仕事をしています。
しかし、三味線選びを失敗し、後悔した話を聴くと、本当に心が痛みます。
それなのに、「三味線を選ぶ」という観点にフォーカスした出版物はありませんでした。
本書が三味線が好きな変わり者の皆様の三味線選びの助けになれば、
こんな嬉しいことはありません。
ご注意:人を頼りに三味線選びをされる(された)方は閲覧をお控えください。
信頼できる方を頼りに三味線を選ぶのも大切な選択肢です。
本内容は自分の判断で三味線選びをしたい方に向けた作成しています。
【内容】
1.三味線を選ぶのは簡単ではない
・他の楽器では「ありえない」三味線の慣例
・三味線を選ぶ選択肢は2つしかない
2.三味線選びの7つのポイント
3.失敗の実例
偽物、ネット、先生、楽器店、安いにはどんな落とし穴が、選んだ後のトラブルも
4.適正な価格と適正な品質
価格調査表の最新版
5.選ぶための7つの基礎知識
巷やネットには広がらない事実
6.三味線のメンテナンス
7.三味線の音色
試奏や試聴、三味線を選ぶということは
よくある質問回答