手首を痛めないために
「頑張ることは自分を痛めることではありません」
私は数え切れないくらいの三味線経験者とお話する機会がありました。
「昔、三味線を習っていたのだけれど、手首を痛めて辞めてしまった」
「練習が終わると手首が固まって動かない」
「手首が痛くて辛い」 と言われることがよくありました。
その度に不思議に思っていました。
「なんでそんなに手首を痛める人が多いんだろう」と。
私は年間1000回以上の稽古をしていますので、たくさんの人の動きを見ています。
私の教室の生徒さんは過去一人も手首を痛めたことがありません。
理にかなった正しい動きをしているからです。
しかし、他の教室に通っている方や手首が理由で挫折した方には多いようです。
何が違うのでしょうか?
手首を痛める原因は主に以下4点です。
(1)撥の大きさが自分にあっていない
(2)体育会系の根性論が横行している
(3)呼吸の大切さを教えられていない
(4)それぞれの指の役割を知らない
ご興味がある方は冊子をご覧ください。
ご縁のあった方のサポートができれば幸いです。
三萃園 アドバイザー 田中こず恵