三味線を始めようとする方へ
三味線の入口は、情報が多すぎて動けなくなることがあります。
ここでは、後悔しないための最低限(情報・好み・行動)を、初心者の方向けに整理しました。
三味線の入口は、情報が多すぎて動けなくなることがあります。
ここでは、後悔しないための最低限(情報・好み・行動)を、初心者の方向けに整理しました。
三味線を始めるきっかけは、人それぞれです。
これをお読みのあなたは、どんな「ご縁」があったのでしょうか。
初めてみて、後から分かることもあります。
ぜひ、その縁を大切にしてほしいと考えています。
現代では、三味線を「始める・習得する・続ける」ために、いくつかのハードルがあります。
とくに初心者の方が、始める前に「つまずく3つのポイント」を整理します。
「情報が多すぎて、何を信じていいか分からなくなりました」
「ジャンルが多すぎて、どうしていいか分かりません」
このため、三味線をどう始めたらいいのか分からない、という相談をよくいただきます。
和楽器店は全国的に廃業が進み、県によっては一軒あるかどうかという地域もあります。
また、営業状況が分かるホームページがない店も多く、初心者の方にとっては「入りにくい」という声もよく聞きます。
「近所に自分に合ったスタイルで学べる場所がない」という悩みも増えています。
現代には合わない組織の束縛やしきたりを避けたい方も多く、教室選びは慎重さが必要です。
都会のカルチャースクールは選択肢になり得ますが、日時・ジャンル固定・グループ等の制約がある場合もあります。
「気軽に始めたいのに体育会系の雰囲気についていけませんでした」という相談もあります。
せっかく始めようと思った三味線なのに、情報や環境の問題で、なかなか始められない。
ずるずると時間だけが過ぎていく。
このように「始める前から挫折」してしまうのは本当に残念です。
「10年前から悩んでいました」という相談も、実際にあります。
いまネット等には、違和感のある情報も混ざっています。
まずは「正しい情報」だけを収集してください。ここを間違えると遠回りになりやすいからです。
例えば「三味線は簡単」「誰でもすぐ弾ける」という宣伝を信じて、入口でつまずくケースは少なくありません。
正しい情報を得たら、次は「好み」です。
まずは、興味を持った演奏ジャンルから調べましょう(地唄/長唄/端唄/小唄/民謡/津軽/現代アレンジ 等)。
完璧に決める必要はありません。
入口として手がかりを作り、触れていく中で、いずれ落ち着くべきところに落ち着いていきます。
10種類のジャンルが把握できます↓
あせりは禁物です。けれど、少しだけ行動してみてください。
「三味線を借りる」「体験する」「相談する」──入口の行動が、次の選択を一気に現実にします。
一気にやろうとすると反動が出ます。ポイントは「自分にやさしく、少しずつ」です。
「三味線を始める時に教えて欲しかった」──三萃園で会話すると、ベテラン奏者の方からもよくいただく言葉です。
三味線を切り口に稽古を進めると、世界の見え方や感じ方が開き、しびれるような喜びが得られる瞬間が幾度もあります。
一方で、始め方を失敗して続けられなくなった話を聞くたびに心が痛みます。
ご縁のあった方には「正しい情報」を得ていただき、あなたの道を歩んでいただきたいと考えています。
当店にご縁を感じていただいた方は、以下をご利用ください。
100時間ネットで悩むより、一度の体験の方が重要です。
三味線は400年の歴史があり、独学だけで整理しきれない点も多い楽器です。
ご縁を感じていただけた方は、お気軽にご相談ください。
相談方法
下記をご記入の上、件名に「初心者相談」と添えて info_s@shamisen.ne.jp へメールしてください。
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■ご氏名 |
※3日経過しても返信がない場合、迷惑メール等をご確認の上、再度ご連絡ください。
最近、三味線を始める方の様子が変わってきました。
「いろいろな伝統ジャンルを触れてみたい」「組織の束縛なく学びたい」など、入口のニーズが多様化しています。
以前の常識では「特定ジャンルに絞り、師匠と会や流派に長年お世話になる」スタイルが一般的でした。
しかし現代では、教えられる方が減り、複数ジャンルを横断できる先生はさらに少なくなっています。
なお、始めてから嗜好が変化する方も多い点は、知っておくと安心です。
きっかけは人それぞれです。
「誰かのために」「演奏を聴いて心惹かれて」「原体験がふと立ち上がって」など、縁の形はさまざまです。
私は、始めたい気持ちがあるのに環境や情報の問題で動けない――そんな悲しいエピソードを少しでも減らしたいと考えています。
① 演奏ジャンルを決める(手がかりを作る)
三味線は演奏ジャンルで楽器の仕様が変わります。漠然と選ぶと、後で買い替えになることもあります。
まずは「どんなジャンルを弾きたいか」を手がかりとして持ちましょう。
② 先生を探す/独学の現実を知る
先生を探す方は、体験レッスンを活用して慎重に検討してください。
独学の方は「三味線は西洋楽器ではない」点を前提に、入口だけでも学べる機会を作ることをおすすめします。