三萃園 ブログ 2020年10月〜2024年12月

"手は語っている"

三味線のあずま触りを調整する指さばき

モノは嘘をつかない。

 

会話では嘘をつけるけど、"声"は嘘をつけない。


演奏は嘘をつけるけど、"一音一音の響き"は嘘をつけない。


頭は嘘をつけるけど、"身体"は嘘をつかない。


"目" "足" "背中" "呼吸" "姿勢"  


"手"が語るもの。"手"の語り口。


手と三味線。お互いに嘘がつけない。

目次


・2024.03.15 動画「演奏の聴き分け方 前編」

・2024.02.14 冊子「三味線の音色2024」

・2023.12.29 動画「達人の境地とは(1)」

・2023.12.16 2024年ネット販売品 掲載開始+年末年始営業について

・2023.12.01 動画「令和版 三味線の選び方」

・2023.11.01 冊子「和の発声法 概要編」改定

・2023.10.12 まもなく2023年のネット販売は終了します。

・2023.09.10 三味線アルバムNo.48「長く続けられる人」

・2023.07.28 動画「学び方は進化している」

・2023.07.01 動画「上級者向け「三味線選び方」」

・2023.06.02 動画「令和版 挫折しない三味線の学び方」

・2023.06.01 サーバー変更にともなうHP内の「パスワード変更」について

・2023.04.12 冊子「三味線の学び方 選び方」

・2023.02.24 動画「演奏者の成長とは」

・2023.02.21 冊子「三味線の音色2023」

・2023.01.27 動画「解説:自分の音色 〜心に響く演奏とは(2)〜」

・2022.12.29 動画「8種類聴き分け」

・2022.12.07 本年の三味線のネット販売は終了しました。年末の営業について。

・2022.10.28 動画「胴の内部はどんな音がするのか」

・2022.09.25 ワークショップ「努力では改善しない大切なこと〜本当の盆踊り〜」

・2022.09.23 動画「三味線は水に浸すと分解できる 〜設計思想について〜」

・2022.08.31 動画「三味線の故障 主な7つの事例」

・2022.07.29 動画「日本の美意識 余韻」

・2022.06.30 動画「三味線を科学する」〜音の立ち上がり〜

・2022.05.30 動画「怪我を防ぐ」〜痛める人と痛めない人の違い〜

・2022.04.29 動画「三味線の撥(バチ)」〜見極め、選び方、音色、メンテナンス、カスタマイズ〜

・2022.04.18 ワークショップ「努力では改善しない大切なこと〜深いテーマの設定〜」

・2022.04.17 ゴールデンウィークは全日店舗の営業しています

・2022.03.31 動画「心に響く演奏とは(1) 三味線の学び方と日本古来の身体技術編」

・2022.02.27 動画「"間で聴かせる"とは 三味線と陰陽 音色の解説"甲と乙" 」

・2022.02.14 冊子「三味線の音色2022」

・2022.01.28 動画「音色の基本(1) 何が音色を決めるのか」

・2022.01.14 教本3部作 完成

・2021.12.29 動画「三味線の胴」

・2021.12.28 店舗12月29日〜1月3日まで休み

・2021.12.28 ネット対応12月28日〜1月4日まで休み

・2021.12.17 教本の動画を更新しました。

・2021.12.10 1/9 合同稽古 キャンセル待ちです

・2021.12.09 1/9 合同稽古「深いテーマの設定:努力では改善しない大切なこと」開催予定

・2021.12.08 本年の三味線のネット販売は終了しました。年末の営業について。

・2021.11.27 三味線のメンテナンス/修理部位と日常の手入れ/保管

・2021.11.14 分解しましたVer.2021

・2021.11.07 今年のネット掲載品はまもなく売り切れます

・2021.10.23 三味線の横顔

・2021.10.09 上達最大の秘訣「音色の聞き分け方」

・2021.09.27 ご来店希望の方へ 当店の感染予防対策

・2021.09.26 10/3 合同稽古 キャンセル待ちです

・2021.09.25 10/3 合同稽古「努力では改善しない大切なこと」開催予定

・2021.09.24 三味線の本当の価値とは(2)「三味線の皮 〜通説と実態〜」

・2021.09.09 「"鳴る"と"響く"の違い」 三味線 音色の秘密(4)

・2021.08.22 「19歳の青年の選択 〜若い人の新たな感性〜」三味線アルバムNo.37

・2021.08.13 三味線にしかできないこと(1) 職人の世界 製作の秘話

・2021.07.30 三味線の本当の価値とは「三味線の棹(さお) 〜通説と実態〜」

・2021.07.22 本物と偽物の見分け方

・2021.07.15 三味線の魅力

・2021.07.05 3つの共鳴 〜三味線を深く理解するために〜

・2021.06.23 10種類の三味線の音色を比較

・2021.06.15 細棹にも色々ある 試奏準備より

・2021.06.07 人気講演の内容「音色の秘密〜西洋楽器との違い〜」動画公開

・2021.05.31 皮の種類と張り方による音色の違い

・2021.05.24 駒と音色の違い 細棹編

・2021.05.15 棹の太さと音色の違い

・2021.05.07 三味線の音色の秘密

・2021.04.27 岡山県のお座敷で使用されていた大正時代の三味線

・2021.04.13 三味線の基礎講座 (音色編) が終了しました

・2021.04.06 三味線の棹が1mm歪むとどうなるか

・2021.03.23 イベントのご案内 4月10日「基礎講座」(あと2名)、4月11日「深い基本」(キャンセル待ち)

・2021.03.15 音色の聞き比べ 細棹編

・2021.03.03 「あと10年早く始めてれば・・・」〜 端唄「春雨」〜

・2021.02.28 「冊子:三味線の音色2021」を発送しました

・2021.02.17 「鳴る」と「響く」の違い

・2021.02.10 江戸時代の三味線の音色

・2021.02.03 自分の道を歩み出すとき

・2021.01.28 所蔵品が「Japan-Insights」に紹介されました

・2021.01.18 本当にやりたかったこと

・2021.01.13 安心してご来店いただくために

・2021.01.04 2021年 仕事始め

・2020.12.29 年始は1月4日から営業です

・2020.12.14 マイ三味線の初披露

・2020.12.07 三味線の棹の木目

・2020.12.01 自分に合った音色とは

・2020.11.30 一年待ちです

・2020.11.23 100年前 スペイン風邪の頃に生まれた三味線

・2020.11.16 力強い小さな手

・2020.11.09 一音に美を表現すること 三味線の音色の美しさ

・2020.10.26 三味線歴30年の手

・2020.10.19 店舗 紹介 動画

・2020.10.12 余韻で聴かせる人

・2020.10.05 何歳に見えますか?

・2020.10.01 店主の三味線へのふれ方

動画「演奏の聴き分け方 前編」 (2024/03/15)


00:00 漠然と聞いていると上達は難しい→熟練者は演奏の聴き分け方を知っている
00:10 人は目の前の演奏そのものを聞くのではなく、自分が聞きたいように聞いている
00:21 素人さんの音楽の聞き方は3パターン(漠然と音楽を聞くと) (1)有名かどうか、正確か(2)効能を求める、(3)投影
01:28 音楽におけるハロー効果「認知バイアスの一つ」
03:05 演奏の聴き分け方「嗜み」 頭で聴かないー身体で聞く
05:20 熟達している人の聞き方
08:20 感覚の肌理を細かくする
10:22 一番難しい技術「何が表現されていないか」を感知すること
11:50 本物に触れた時の反応
12:41 予告編「頭で演奏する人」「深い意味での自己表現」

冊子「三味線の音色2024」 (2024/2/14)

冊子三味線の音色2024

冊子「三味線の音色 2024」を本日発送しました。

<内容>

1.演奏者の成長とは

2.試奏レポート「三味線の選び方上級編」

アーカイブ:「そったくの機」

 

その他に「イベント、教材、稽古のご案内」もしくは「深く学びたい方」を同封しております。

身近な一部の方には既に手渡ししております。

 

新規にご興味がある方は「資料請求」からお申し込みください。

動画「達人の境地とは(1) 上級編 三味線の学び方」 (2023/12/29)


00:00 「それっぽい」と「本物」の違い
00:17 上級者に必要な知識
00:26 目次
00:30 (1)単なる上手の先
01:06 中級者と熟達者の違い(2)するとしない
09:21 熟達者はどんな状態なのか
15:19 単なる上手を超える方法
20:17 最後に 雑談:中級者の演奏を超えた事例

今回はこの文脈から説明差し上げましたが、達人の境地に関しては膨大に学ぶことはありますので、安易な取り込みにはご注意ください

2024年ネット販売品 掲載開始+年末年始営業について (2023/12/16)

2024年ネット販売品を掲載しました。

ご希望の方は来年以降の提供となりますのでご相談ください。

(店舗販売はこの限りではありません)


なお、年末年始は12月29日〜1月3日お休みです。

初回ご来店の方の店舗試奏は2023年1月4日以降の受け付けとなります。
ご希望の方はお早めにご予約ください。

また、冊子、教材、レンタル、お試しセットなどは12月26日まで受け付けています。それ以降は1月4日以降の対応になります。


動画「令和版 三味線の学び方」 (2023/12/01)


00:03 楽器選びの結論「楽器の限界があなたの限界を決める」
00:39 (1)後悔する人/しない人「五つの悪いパターン、二つの良い選択肢」
06:57 (2)楽器の価値「音色」「耐久性」「状態」「希少性」「美しさ」
11:04 (3)三味線の種類「細棹」「中棹」「太棹」「撥(バチ)」「駒」演奏の比較 「花梨」「紫檀」「紅木」
14:25 (4)付属品とメンテナンス「特に撥選びが重要」「良い三味線はメンテナンスすれば長く利用できる」
16:29 (5)音色に関係がある部位「上駒、サワリ、弦、棹、駒、皮、胴、撥」
16:56 時代と音色「昭和と令和の違い」
19:46 (6)昭和と令和の違い「製作/販売者が激減」「良い材料の確保が難しい」「自由に選択する人が増えている」
23:00 (7)価格相場「現在の状況と当面の予測」「価格表と目安」
25:02 「上級編」芸術に向かう理由と楽器との出会い

冊子「和の発声法 概要編」改定 (2023/11/1)

和の発声法の概要署

冊子「和の発声法 概要編」を改定し再発行しました。

【内容】12頁

・日本人なのに日本の発声を知らない
・日本の発声が失われた理由
・和の発声と近代発声の比較
・喉を鍛えてはいけない
・ボイストレーニングと和の発声
・技術だけで変えられることは20〜30%
・発声の基本と仕組み
・一般的な発声と和の発声の違い
・稽古一例「後ろに響かせる」
・稽古一例「ロウソクを利用した稽古」

ご興味がある方は「こちら」からお申し込みください。

まもなく2023年のネット販売は終了します (2023/10/12)

今年のネット掲載品はまもなく売り切れです。「三味線リスト


一丁一丁を丁寧に販売させていただくため、大量生産はしておりません。
ご了承いただきたく存じます。


インターネットを通じて購入を検討されている方は「オンライン相談」も選択肢ですのでご検討ください。


なお、店舗での「試奏販売」は通常通り受け付けておりますので、お気軽にご利用ください。
(HP掲載の三味線リストの在庫とは関係がありません)

三味線アルバムNo.48「長く続けられる人」 (2023/09/10)

津軽三味線

三味線アルバム」を更新しました

動画「学び方は進化している」 (2023/07/28)


00:00 人によっては「対面」と「オンライン」の併用が最も上達する
00:20 (1)どの学び方が一番上達する?「対面」と「オンライン」と「動画」
01:40 (2)上達に欠かせないこと「キーワード:他者」「動画で学ぶ人が挫折する原因」
03:38 「自分は動画で習得できた」と思った人が先生にどれくらい指導されるのか
05:31 動画が有効なケース
06:07 (3)対面とオンラインの違い「どちらが上達する?」
06:40 オンライン稽古の方法と利点、難点 通信機器(ノートパソコン、タブレット端末、スマートフォン)とインターネット通信環境、アプリ(ZOOM、Facetime、LINE、スカイプなど)
09:11 対面稽古が有利な点「口伝、かすかな音、可聴領域外の音、触らないとわからないこと、奥の深い次元、芸術や伝統芸能の根本的なこと、秘伝的なレベル」
11:10 オンラインの方が先生の指導力が求められる
12:01 質問「口伝の稽古はオンラインでも可能ですか?」
13:31 (4)本当にやりたかったことをオンラインで実現できないか検討してほしい よくあるお悩み「基礎をしっかり学んでいない」「演奏ジャンルを追加したい」「痛みのない動作をみにつけたい」「組織の束縛なくやりたい」
16:17 質問「楽譜通りそこそこ弾けるという状態を越えたいのですが」
16:54 自分の可能性を広げる方法
18:35 将来の可能性(VR:バーチャルリアリティ)

動画「上級者向け「三味線選び方」〜楽器の限界が自分の限界を極める〜」 (2023/07/01)


後編「楽器選びの次元、試奏、他者と出会い」
00:08 "わからない体験"が大切 (環世界と楽器)
02:36 上級者が選択してはいけないこと「わかっていること・自分が既にできることの再体験」
04:30 マイルドな鬱状態の方がする行動「発散」「空虚」「人に勝とうとする」それは芸術ではなくスポーツ
05:35 上級者にとって必要なことは「他者(楽器・楽曲)との対話」一方通行・双方向
07:06 「今の自分には想定できないこと」が大切
08:05 楽器の試奏で大切なことは3つ「音色の知識(聴こえる範囲を広げる)」「自分の個性に気づく」「自分の可能性を広げる」
11:15 上級者は簡単に弾ける楽器が良いとは限らない
13:20 試奏をして選ばれる選択肢「そこそこ:コスパ」「自分に合った楽器」「自分を超えた楽器」
15:32 そこそこの演奏は通用しない「昭和と令和の違い」
16:10 自分のテーマと直結した演奏「他者との出会い」

動画「令和版 挫折しない三味線の学び方」 (2023/06/02)


00:00 三味線の面白さ「三味線を学ぶことは簡単ではない」
00:30 目次 1.悩みと原因、2.三つの選択肢、3.学び方の結論、4.教室の探し方、5.経験者の学び直し、6.独学
00:36 1.悩みと原因 「昭和と令和の違い」 悩み1「どうやって始めていいかわからない」、悩み2「すでに学んでいるが本当にこのままでいいのか」
01:57 悩みの原因「正しい情報を知らない」「学ぶ環境が時代に合っていない」
02:47 挫折の原因:技術や芸能云々ではなく「自分のニーズに合わない選択」「演奏ジャンル・教室組織との相性」
03:02 2.三つの選択肢(三味線を学ぶニーズ)「仲間づくり」「学校の部活動のように」「芸術・伝統芸能」
04:45 芸事のプロセス「技術習得→私が演奏する→単なる技術を超える」技術の習得は通過点に過ぎない
05:28 「芸術・伝統芸能」とは
07:37 2.三つの選択肢 まとめ
08:02 3.学び方の結論 「芸事は師匠・先生との出会いが全て」
08:53 口伝(くでん)について
10:48 三つの選択肢と師匠
11:23 4.教室の探し方  しっかり下調べをしてから(1)演奏ジャンルを決める(細棹、中棹、太棹など長唄、小唄、端唄、民謡、地唄、津軽三味線など)、(2)教室を決める、(3)体験に行く
13:25 教室の決め方「(1)公共の施設、(2)カルチャースクール/音楽スクール」、(3)家元制度(会派/流派)、(4)個人運営の教室」それぞれの特徴/良い点/難点
18:35 参考:対面とオンラインで学ぶこと
19:06 5.経験者の学び直し(1)先生は良かったが、組織が合わなかった、(2)体育会系の厳しい指導、(3)指導時間が短すぎる・質問できない、(4)放任型の指導だった→基礎を習っていない、(5)演奏が上手→指導が上手ではない
25:45 6.独学 「三味線の独学は簡単ではない」→「独学の落とし所」
29:30 最後に 長く深く学ぶ人の特徴

サーバー変更にともなうHP内の「パスワード変更」について (2023/06/01)

ホームページのセキュリティ強化として、新しいサーバーに移管しました。
今後数日間はホームページのアクセスは不安定になる場合があります。

サーバー変更に伴いホームページ内の一部パスワードが変更されました。
・会員限定情報→変更なし

三味線の教本の動画集→ログインIDが変更されました
(↑三味線の教本購入者のみ限定)

大変お手間おかけしますが、
三味線の教本購入者の方で動画集を閲覧したい方は、お問い合わせフォームまたはinfo_s@shamisen.ne.jpまで
ご連絡いただけますと幸いです。

ご協力ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

冊子「三味線の学び方と選び方」 (2022/4/12)

冊子三味線の選び方と学び方

冊子「三味線の学び方と選び方」を更新しました。

【内容】16頁

学び方

(1) 師匠との出会いが全て
(2) 教室の探し方
(3) 学び直し
(4) 独学

選び方

(1) 種類と音色の重要部位
(2) 後悔しない選択肢と価格相場
(3) 楽器の価値と資源
(4) 付属品とメンテナンス

ご興味がある方は「こちら」からお申し込みください。

動画「演奏者の成長とは」 (2023/02/24)


00:00 自分を超える三味線の演奏 〜作品が主体になる〜 テクニック的演奏を超えた先
00:39 目次 1.可も不可もない 2.承認欲求 3.成長や変化がある段階 3-1本当の自分の欲求 3-2.自分の中心につながる 3-3.自分を超える
01:06 (1)可も不可もない段階「閉じて演奏をしている印象」
02:28 (2)承認欲求(他者承認)の段階「どうしたら他人が認めてくれるのか」
05:05 承認欲求が過剰になるとどうなるのか
07:32 この段階の演奏「上手だね」「間違えないね」とは言われるが
08:28 課題「自分が本当にしたいことがわからない」
09:58 この段階を超えるきっかけ「いい師匠、仲間、楽器、作品、演奏」
11:00 (3)成長や変化がある段階の概要 「幸福な演奏人生」
13:40 (3-1)本当の自分の欲求 自分に基準を持つことができ本当にやりたいことをやる
15:21 解説 伝統芸能の前提「身心一如(しんしんいちにょ)」
16:36 (3-2)自分の中心につながる「中心から何かが伝わる」
19:12 自分の中心から何が表現できるか この段階の演奏
22:54 自分の中心奥深くから何が表現されているか この段階で取り組むこと 陰と陽 光と影
25:53 自分を超える 自他の境界が拡大する 主客が入れ替わる
28:00 伝統芸能の定義 こちらとあちらをつなぐ媒体者が芸能者 演奏が多次元になる
31:22 この段階の人が出会う楽器
33:30 どうしたらこの段階に行けるのか 努力ではなく環境が大切「師匠、道具、楽器、楽曲、作品」
34:57 最後に

冊子「三味線の音色2023」 (2023/2/21)

冊子三味線の音色2023

冊子「三味線の音色 2023」を本日発送しました。

<内容>

1.“間”で聴かせるとは 「音と間」

2. 大切なことは”他者”が教えてくれる

3.試奏レポート 「自分にとっての必然性」

アーカイブ:「タイミング」

 

その他に「イベント、教材、稽古のご案内」を同封しております。

身近な一部の方には既に手渡ししております。

 

ご興味がある方は「資料請求」からお申し込みください。

動画「自分の音色 〜心に響く演奏とは(2)〜」 (2023/01/27)


00:00 自分の心に響いている楽器(三味線)で演奏していない
00:14 目次
00:22 (1).頭で選ぶ人
02:15 解説「自分は何を望んでいるのか」
03:29 (2).自分の音色なのか?
04:55 解説「自分の音色にどうしたら出会えるのか」
05:18 (3).頭が求める音
06:54 解説「頭が求める音と心と身体が求める音」
07:25 (4).心と身体が求める音
09:33 解説「自分にとって心地の良い音色」
09:53 (5).必然性
11:03 解説「自分にとっての必然性」
11:23 (6).出会い(五つの事例)
15:02 解説「楽器との出会いは人それぞれ」
15:18 (7).起きるべきことが起きる
16:25 解説「自分の音色」
16:59 (8)."自分の音色"と"心に響く"

動画「8種類聴き分け」 (2022/12/29)


00:00 概要
00:06 細棹三味線 端唄/からかさ
01:10 太棹三味線 民謡/秋田音頭
02:04 中棹三味線 新相馬節の一部
02:27 細棹三味線 古曲/深川
03:22 太棹三味線 津軽民謡/りんご節(旧節ではない)
04:27 中棹三味線(昭和初期の地唄三味線) 越天楽
05:00 極細棹三味線(昭和初期品)
05:25 極細棹三味線(昭和初期品)

本年の三味線のネット販売は終了しました。年末の営業について (2022/12/07)

(1)本年の三味線のネット販売は終了しました。

(店舗販売はこの限りではありません)


(2)冊子、教材、レンタル、お試しセットなどは12月27日まで受け付けています。それ以降は1月4日以降の対応になります。


(3)初回ご来店の方の店舗試奏は2023年1月4日以降の受け付けとなります。
ご希望の方はお早めにご予約ください。

(4)年末年始は12月30日〜1月3日お休みです。


動画「胴の内部はどんな音がするのか」 (2022/10/28)


00:00 通常の録音(胴の外) vs 胴(太鼓)内部の音
00:24 通常の録音と今回の録音
00:39 聴き分け「どちらが天然素材?人工素材(大量生産品)?」
01:28 解説「胴の中の音」
01:55 三味線の種類と胴内部の音(一例)「太棹」「中棹」「細棹」
02:36 解説「胴内部の音の特徴」1高音成分が多い、2倍音が複雑、3残響が長く大きい、4ゆらぐ
04:08 駒の違いを比較「竹駒」「象牙」「水牛角」「紫檀」
05:30 三味線は自然と調和した楽器 根幹は「余韻」「雑味」「ゆらぎ」 胴の中の音の感想
06:39 弦と音色「種類:ナイロン→テトロン→絹」「弦の太さによる音色の違い」
08:14 三味線上達の最大の秘訣「音が深く聞こえること」

本動画は良いオーディオの方がより違いがわかります。

ワークショップ「努力では改善しない大切なこと〜本当の盆踊り〜」 (2022/09/25)

10月9日(日)10:00〜16:00
テーマ「努力では改善しない大切なこと 〜本当の盆踊り〜 」

募集開始しますがすでにほぼ埋まっており若干名の募集です。

詳細:今回の講義は「人々の営みになぜ”祭り”が必要だったのか?」
・伝統芸能とは何なのか 〜盆踊りの観点から〜
・日常意識と非日常意識
・自分の殻
・本当の盆踊りを体験

上記と無意識、伝統芸能、感情、情緒、自己表現などの深い基本をお伝えしながら
実技と対話で理解を深めていただきます。

場所:JR安城駅から徒歩10分程度の施設(ご希望の方のみにお知らせします)


詳細


参加資格:店主の田中とお会いしたことのある方


ご希望の方はinfo_s@shamisen.ne.jpまでご連絡ください。


動画「三味線は水に浸すと分解できる 〜設計思想について〜」 (2022/09/23)


00:00 完全に分解した三味線
00:24 三味線の分解方法は3つ @簡単に分解できる(棹、胴、糸巻き、弦、音緒など)、A水に浸すと分解できる(皮、胴、棹と乳袋(天神))、B簡単ではない(福林などの金属)
01:34 三味線分解の様子
03:28 なぜ分解しやすいのか @持ち運びしやすい、Aメンテナンスがしやすい、B楽器が成熟/変化する余地がある
04:14 組み立ててみよう
07:15 三味線の設計思想
08:46 @最小限の部品で構成されている 三味線の部品点数は約30点
09:21 A天然素材で構成されている
10:37 B壊れ方まで計算されている
11:23 C楽器が成熟/変化する余地がある
12:53 設計できないなにか

動画「三味線の故障 主な7つの事例と修理事例について」 (2022/08/31)


00:00 目次
00:07 糸巻きの折れ
00:48 天神・海老尾の割れ
01:54 棹、頭部の割れ
03:28 三味線の置き方(参考)
03:55 木材の修繕に関して(参考)
04:43 皮と胴
05:50 撥(バチ)
06:54 駒(コマ)
08:10 自分で直して失敗(糸巻き、上駒、乳袋と上棹の接着、木材の割れ、中子の接着)
09:20 故障が新たな発見やきっかけになることもある

動画「日本の美意識 余韻」 (2022/07/29)


00:00 三味線は大人の楽器 → 余韻、間 日本古来の美意識を大切にしている
00:26 余韻は弦の振動の後や裏で響くかすかで繊細な音
0035 三味線の音色を科学的に分析する(音量と周波数) @音の立ち上がり、A音階、B残響・余韻
01:17 余韻がなくなるとどんな音色になるのか
02:37 なぜ余韻が発生するのか (1)弦の性質
03:06 (2)太鼓(胴)
03:50 (3)ループする音
05:49 楽器の価値 音階と余韻 (サワリ、木材、弦・糸、胴、皮、駒)
06:57 余韻と奏法 「間(ま)」について
08:36 余韻の特徴 (1)かすかで繊細、(2)常に変わりゆく、(3)ゆらぐ
10:42 三味線の自然性

動画「三味線を科学する」〜音の立ち上がり〜 (2022/06/30)


00:00 音階が出る前に小さな音が出ている「聴き分けられるか?」
00:36 三味線の音色の計測結果 音量と周波数グラフ
00:51 音色を三つに分解するとわかりやすい @音の立ち上がり、A音階、B残響(余韻)
01:52 音の立ち上がりの聴き分け方法
02:54 影響があるのは弦(糸)、撥(バチ)、皮、駒
03:05 弦(糸)の太さ、張りと音色の違い
03:25 弦(糸)の素材(ナイロン、テトロン、絹)と音色の違い 聴き分け方
05:05 快と不快 三味線の音色の根幹は美しい雑味と余韻 このためにも不快な雑音は最小限にしたい 不快な雑音の聞こえ方は3パターン
06:30 不快な雑音の原因 人工材、硬いものが擦れる音に多い(弦、撥、駒、合成皮) 音階を強調しすぎた硬い工法
07:33 無限の音の世界 正確に知覚できることが大切

動画「怪我を防ぐ」〜痛める人と痛めない人の違い〜 (2022/05/30)


痛みに関して少しでも参考になれば幸いです。

00:00 三味線の稽古で痛める人と痛めない人の違い
00:26 痛める箇所と原因1 「手首、小指、薬指と小指の筋 指の先」
01:23 痛める箇所と原因2 「腰、背中、腕、肩、首、喉」
02:40 自分に合う道具「三味線の大きさ、全長、弦のサイズ、皮の種類と張り、バチ(撥)、音色」
03:15 三味線の大きさ、重量、サイズ
04:53 三味線の全長 正寸と短棹
05:50 弦(糸)の太さ
06:41 皮の硬さ
07:18 撥(ばち)
08:10 音色
09:08 日本古来の動作
09:50 三味線と歴史 「三味線に合う身体動作がわからなくなっている」
10:31 身体に合った動作がある
11:27 @外から内(引く動作)
13:22 Aそれぞれの指の役割(親指、中指、薬指、小指)
14:55 B呼吸の大切さ
16:48 心と身体全体を整える テクニックを身につけることではない
18:52 隠れている何か

動画「三味線の撥(バチ)」〜見極め、選び方、音色、メンテナンス、カスタマイズ〜 (2022/04/29)


見極めができるかゲーム感覚で視聴してみてください。

00:00 (1)見極め方 : どちらが天然素材?どちらが人工素材?
04:06 (2)選び方 : 試奏して選ぶ、演奏ジャンル推奨品を使う 手首の痛みに注意が必要
08:29 (3)音色の違い :プラスティックvs木材vs鼈甲(べっこう)vs象牙(ぞうげ) 音を3分割して捉えると聴き分けがしやすい
11:44 (4)メンテナンス:故障事例、傷はどれくらい治るのか
12:50 (5)カスタマイズ:持ち手部分、撥先の変更事例
13:52 (6)モノが教えてくれる:扱いやすいことが良いとは限らない、可能性を広げてくれるモノ

ワークショップ「努力では改善しない大切なこと〜深いテーマの設定〜」 (2022/04/18)

5月8日(日)10:00〜16:00
テーマ「努力では改善しない大切なこと 〜深いテーマ設定〜 」

詳細:今回の講義は「才能」
・まだ知らない自分の才能を垣間見る
・才能と自己実現

上記と無意識、伝統芸能、感情、情緒、心理、自己表現などの深い基本をお伝えしながら
実技と対話で理解を深めていただきます。

場所:JR安城駅から徒歩10分程度の施設(ご希望の方のみにお知らせします)


詳細


ご希望の方はinfo_s@shamisen.ne.jpまでご連絡ください。


動画「心に響く演奏とは(1) 三味線の学び方と日本古来の身体技術編」 (2022/03/31)

ある講師の方の素朴な質問に、店主が答えているものに解説を加えた内容です。

00:00 伝統芸能は"入口"が最も大切
00:26 "単に上手"と"心に響く"の違い
01:10 シンプルで深い経験則 自分が心の底から感動していないと他者の心には響かない
01:36 前提知識「自分を知る=自分の文化を知る」重要な二つのポイント「近代化、西洋化」
03:47 身体と学び方について 「身体技術と文化の違い」日本は外から内(引く)、西洋は内から外(押す)
05:45 先祖から受け継いだ身体に合った動作がある「日本人には日本人の身体技術がある」
06:57 "心に響く演奏" 以前の土台が崩れてきている(伝統芸能に必要な基本 肚、丹田、深い呼吸、自然体、地に足をつける、身心一如(心身一如)・・・)
08:42 テクニックとは
09:51 心身分離「心と身体は分離していると捉え、頭(思考)で身体をコントロールする」
11:34 三味線でテクニックを追求すると
12:43 小手先:頭で身体をコントロール(浅いテクニック)→我が透けてみえる
14:59 伝統芸能はテクニックではない 伝統芸能の基本中の基本「心と身体を整えること」その手段は口伝と型
15:57 伝統芸能の前提 「身心一如(心身一如)」
19:13 自分が心の底から感動していないと他者の心には響かない 「自己表現」
19:58 三味線である必然性 「日本古来の美意識」 型に内在化され口伝を通じて伝承できる
21:26 日本古来の学び方 口伝と型について
23:35 あいまいな日本人 明治以前の日本人の感性
24:19 身体から美意識を身につける
25:04 伝統芸能の基盤(奥の深い基礎)があれば自然と奥の深い表現が自然とできる
25:52 師匠との出会いが全てを決めてしまう 格言「三年勤め学ばんよりは三年師を選ぶべし」
28:09 伝統芸能の最大の壁 学ぶ前には本当の凄さがわからない 芸事の本当の面白さ
29:52 最後に

動画「"間で聴かせる"とは 三味線と陰陽 音色の解説"甲と乙" 」 (2022/02/27)

今後さらにこの内容を深めた内容の動画を制作していきます。店主 田中。


00:00 日本古来の音の捉え方「甲」と「乙」
00:10 甲(こう) 甲高い 綺麗で雑味がなくて派手  「音」で空白をうめる
00:39 乙(おつ) 乙な声だね 渋くて地味だけど上品 「間」で聴かせる
01:18 甲乙つけがたい 三味線が400年親しまれてきた理由
02:05 他の和楽器 と 三味線はどうなのか
02:53 試奏をすると何が選ばれるのか
03:23 三味線選びの実態 試奏も試聴も説明もない商習慣 「甲に偏る原因」
04:05 甲に偏った二つの原因 (1)西洋化とエンタメ化 (2)大量生産
05:40 甲に偏りすぎた演奏 人にウケそうなこと
06:29 三味線にしかできないこと 対立する二事項の両立(統合)
07:46 達人の秘密 間で聴かせる 達人風の人のと違い 小手先
08:39 単なる上手の先にある世界 三味線の美意識 甲乙が幅広く表現されている 間は魔 音と間の両立こそが熟練の証 奥の深い表現

冊子「三味線の音色2022」 (2022/2/14)

冊子三味線の音色2022

冊子「三味線の音色 2022」を本日発送しました。

1.自分の音色とは

2. 深い基本「努力では改善しない大切なこと」

3.試奏レポート「音の聴き分け方」

アーカイブ:新たな世代の新たな感性

 

その他に「イベント、教材、稽古のご案内」を同封しております。

身近な一部の方には既に手渡ししております。

 

ご興味がある方は「資料請求」からお申し込みください。

動画「音色の基本(1) 何が音色を決めるのか」 (2022/01/28)

2022年最初の動画です。今年も色々なテーマをお届けしたいと考えております。店主 田中。


三味線の部品(部位・部分)と音色をご紹介しています(概要と捉えてください)。
00:05 三味線の部品と音色 @音色に影響する部品:上駒、サワリ、弦、棹、駒、皮、胴、撥
00:13 上駒と音色
02:02 サワリと音色 (山サワリ,東(吾妻)サワリ)
03:14 弦(糸)と音色  (絹vsテトロンvsナイロン)
05:49 棹と音色 (細棹vs中棹vs太棹)
09:37 駒と音色 (竹vs象牙vs水牛+オモリvs紫檀)
12:25 皮と音色 (犬皮,四ツ,合成皮 張り方、厚みと音色)
15:11 胴と音色
17:32 撥と音色 (プラスティックvs木vs鼈甲vs象牙) 
21:24 三味線の部品と音色 A条件次第では音色に影響がある:糸巻き、天神(海老尾)、音緒
21:32 糸巻き,天神(海老尾)と音色
23:59 音緒と音色
24:33 三味線の部品と音色 B音色上は注意が必要な点:音色改善グッズ、金細、綾杉胴
26:00 全体と部分と必然性 三味線には400年歴史がある

詳細を知りたい方は当方の他の動画を参照ください。
ご注意:音色の違いは一例です。部位・部品の呼び方には地域や流派の差があります。

教本3部作 完成 (2022/1/14)

三味線教則本集

本日4刷目の三味線教本が当方に到着しました。

お待ちいただいていた方、明日から順次発送し、1月末までには到着する見込みです。

内容がお役に立つ幸いです。

詳細

動画「三味線の胴」 (2021/12/29)

今年最後の動画です。マニアな動画ではありますが、今後とも視聴いただけると嬉しいです。店主 田中。


00:00 三味線の胴 目次 (1)胴の役割、(2)種類、(3)胴と音色、(4)モノが教えてくれる
00:06 分解された三味線の胴
00:18 (1)胴の役割 皮の有無と音色
01:18 「音量を決める」小さな胴と大きな胴の音色の違い
02:26 「余韻を創る」 弦の音の裏に響く神々しい高音 胴の中の反響を強調した音色
03:19 (2)種類 「花梨」「花梨代替」「その他」 胴は大きさが異なる
04:16 胴内の形状「丸打胴」「綾杉胴」「その他」
04:55 (3)胴と音色 @表面と奥行き、A胴にできること、B選択肢、C胴内部の形状
05:10 @表面と奥行き 音色の違いの一例
05:51 @表面と奥行き 音色の違いの解説 音を3分割して捉えるとわかりやすい 「音の立ち上がり」「音が最大になるところ」「残響(余韻)」
07:03 @表面と奥行き 音色の違いの一例 その2 表面的な音 雑味と余韻 奥行きのある音
08:14 A胴にできること「音量を変える」「余韻をかえる」 楽器の個性は美しい雑味と余韻
09:07 B選択肢 100年前と現代の違い「響く構造(古来の胴)」「皮だけで鳴る構造(分厚い胴)」
10:12 表面的な音を優先する場合の選択肢 普及している一般的な胴に皮を強く張り響かないようにする(音をハッキリ出す)
10:47 奥行きのある音を優先する場合 胴の密度・厚みは創りたい音色次第、水分は低く→ヴィンテージ品
12:15 C胴内部の形状「丸打胴」「綾杉胴」どちらがいいのか?
14:35 (4)モノが教えてくれる 良い三味線の定義「モノが教えてくれる」
15:00 「鳴る三味線」:皮だけで鳴る構造 最大の難点とは
16:20 「響く三味線」:三味線全体が響くと感じられる構造 「モノが教えてくれる」


教本の動画を更新しました (2021/12/17)

三味線の教本の動画を更新しました。


これに伴い古い動画へのアクセスはできなくなります。

(教本内のQRコードからはアクセスすることはできなくなります)


恐れ入りますが新しい動画にアクセスするためには、

教本の2ページ目に掲載してある動画リンク集からアクセスください。


三味線の教本購入者で、必要な方はアクセス先を連絡しますので、info_s@shamisen.ne.jpまで連絡ください。


よろしくお願いします。


本年の三味線のネット販売は終了しました。年末の営業について (2021/12/08)

(1)本年の三味線のネット販売は終了しました。

(店舗販売はこの限りではありません)


(2)冊子、教材、レンタル、お試しセットなどは12月27日まで受け付けています。


(3)初回ご来店の方の店舗試奏は2022年1月4日以降の受け付けとなります。
ご希望の方はお早めにご予約ください。

(本年12月までの新規ご予約(店舗試奏)の受け付けは終了しました)。


(4)年末年始は12月29日〜1月3日お休みです。


三味線のメンテナンス/修理部位と日常の手入れ/保管 (2021/11/27)



00:00 三味線のメンテナンス/修理 概要編
00:14 (1)故障とメンテナンス部位 (2)自分で直せるのか (3)日常の手入れ保管
00:22 故障とメンテナンス部位 「外れ」について
00:30 中木・中子・中後(なかご)
01:39 福林(ふくりん)
02:05 乳袋(ちぶくろ)(海老尾と棹,天神と上棹)
02:23 上駒(うわこま、かみこま)
02:32 故障とメンテナンス部位 「消耗」について
02:35 皮 天然皮と合成皮のメンテナンス目安
03:14 棹のかんべり・勘減り
04:09 糸巻き
04:22 弦・糸
04:31 撥皮
04:47 音緒(ねお)
05:12 故障とメンテナンス部位 「割れ」「折れ」について
05:17 木材の折れ・割れ 棹と天神
06:14 胴割れ
06:49 天神と糸巻き
07:09 撥(バチ)の折れ、割れ 虫食い
08:04 駒(こま)
08:45 故障とメンテナンス部位  その他「汚れ」「シール類」について 張りゴムとツボシール
09:58 (2)自分で直せるのか
10:14 三味線の棹が1mmずれるとどうなるのか 音色比較
11:53 (3)日常の手入れ保管
12:14 三味線をよく使用する
12:33 使用後は駒を外し糸巻きを少し緩めクロスで棹を拭く
12:57 ケースで保管
13:14 ビニール袋には保管しない
13:26 大きな故障を防ぐ
13:40 質の良い三味線は分解しやすく設計されている

なお、三味線の名称、呼称は地域、流派などにより様々な呼び方がありますのでこの点はご了承ください。

ご紹介した当店が販売する標準的な三味線のメンテナンスに関することです。
特殊な三味線や特定流派専用の三味線のメンテナンスは本説明が通用しない場合がありますのでご了承ください。

分解しました Ver.2021 (2021/11/14)

三味線の演奏に必要な最低限の部品は30部品もありません。

アコーディオン1456部品、キーボード178部品だそうです。
他の楽器とは一桁も二桁も違います。

他の楽器と比較すると、三味線がいかにシンプルに構成されているかが分かります。
それでいて、この複雑な奥深い音を表現できている。

数百年間、基本設計は変化していない。いや、変化する必要がなかったのだと考えています。

来年も「三味線 基礎講座」などで紹介していきたいと考えています「イベント」。


三味線 分解図

三味線 分解図2 詳細

今年のネット掲載品はまもなく売り切れます (2021/11/07)

今年のネット掲載品はまもなく売り切れです。「三味線リスト


一丁一丁を丁寧に販売させていただくため、大量生産はしておりません。
ご了承いただきたく存じます。


なお、インターネットを通じて購入を検討されている方は「オンライン相談」も選択肢ですのでご検討ください。

三味線の横顔 (2021/10/23)

一つ一つの三味線が色々な個性を見せてくれる

三味線 天神 三味線 糸巻き
三味線 横顔 三味線の写真

上達最大の秘訣 音色の聴き分け方 (2021/10/9)



動画だからそこお伝えしやすい内容です。ぜひ参考にしてください。

00:00 上達最大の秘訣「深く聞こえること」聞こえる音は扱うことができる
00:24 深く聴くために必要なこと(1)正しい知識
00:34 音は振動 それを耳と身体で感知している
00:47 周波数と音 音階 人の耳で感知できる範囲
01:28 同じ「ド」 でもこんなに違う 子供用電子ピアノvsピアノvs三味線
01:57 「倍音」についての説明
03:40 三味線は「倍音(音階:整数次倍音)」と「雑味:非整数次倍音」が出ていることが特徴
04:04 三味線の音色の秘密「複雑な倍音」 「複雑さ」は皮とサワリで作られている
06:28 深く聴くために必要なこと(2)正しい訓練 耳:聴き耳を立てる 体:体で聴く
06:47 聴き耳を立てる方法 何に聴き耳を立てているかが重要
07:29 例(1)複雑な倍音に聴き耳を立てる
08:07 例(2)良い楽器の聴き分け方「音域の広さ」「重厚感(低音がよく響く、深み)」
09:19 体で聴く 体で聴くという観点と方法「意識、重心、呼吸」
10:10 音は体に浸透している「音質」
11:11 耳では聴こえない音 三味線は耳では聴こえない音も発している それを体が聴いているという仮説
12:12 三味線の真の面白さ「自然の音を楽器にこめていること」
12:43 自然の音を浴びると
12:53 体で聴くことは自分の外と内側をつなげること
13:53 まとめ

ご来店希望の方へ 当店の感染予防対策 (2021/9/27)

10月1日(金)より緊急事態宣言が解除されますが、

引き続き今後も感染予防対策をしっかり行ってまいります。


三味線田中・三萃園の感染予防対策

・完全予約制(同一時間帯1組のみ)

・室内の換気を常時行う

・アルコール消毒液の利用

・試奏品(三味線や撥など)は前後に消毒をする

・マスク着用

・稽古室には加えて大きなアクリル板、空気清浄機を設置

・店主、講師、スタッフ全員ワクチン2回摂取済み


日本全国からお越しいいただいています。
ご来店のタイミングだと感じた方は是非お越しください。

店舗予約

10/3 合同稽古「努力では改善しない大切なこと」開催予定 あと1〜2名 (2021/9/25)

10月3日(日) 合同稽古「努力では改善しない大切なこと」を開催予定です。


新型コロナ感染状況とにらめっこしながら、開催の可否を検討しておりましたが、状況を踏まえ、開催する方向で進めております。


本日募集開始すでに事前予約の方でほぼ埋まっていますので、あと1〜2名しか枠がありません。ご了承いただきたく存じます。


詳細を知りたい方、ご希望の方はお気軽にご相談ください。


「イベント」

三味線の本当の価値とは(2)「三味線の皮 〜通説と実態〜」 (2021/9/24)


三味線の本当の価値とは「通説と実態」シリーズ第2弾 三味線の皮

00:00 はじめに

00:16 通説 皮の種類(犬皮、四ツ皮(猫)、他の天然皮(カンガルー)、合成皮・人工皮)

00:42 通説 音色と耐久性 「通説がある様でない 迷信が多く実態がわからない」

01:23 実態とは物事の本当の姿

01:29 実態(1)なぜ太鼓なのか なぜ三味線には太鼓・皮が必要なのか 東洋思想がルーツ 太鼓は大地の象徴

02:19 太鼓は心臓の象徴 伝統芸能真の奥の深さ 生命を吹き込めるか それには皮張りが重要

03:00 実態(2)音色と耐久性

03:06 もし三味線に皮がなければどんな音色になるのか?

03:25 天然皮が張ってある三味線の音色(サワリ無し)

03:52 @皮の張り方と音色と耐久性 「三味線らしさ」 三味線にしかできないこと

04:43 皮が張り緩すぎる音色

05:06 皮の張りが強すぎる音色

05:30 一例 三味線の個性を活かした音色(代表的なモノ)

06:09 @皮の張り方と音色と耐久性 「エンタメぽさ」

07:52 @皮の張り方と音色と耐久性 「耐久性」

08:08 三味線の皮張りには「三味線らしさ」「エンタメぽさ」「耐久性」の何を優先するか考えて皮張りを行う必要がある

08:19 しかし実態としては、三味線を自分で選ばせてもらえない 説明も試奏も試聴もなくポンと渡される三味線

09:13 A皮の種類と音色と耐久性 皮の種類と特徴「厚み」「硬さ」 それぞれの皮の特徴 三味線らしさエンタメぽさを優先するなら

10:13 実態としては 皮の種類も選ばせてもらえない 硬い天然皮を強く貼るか合成皮の音色 4パターンの音色比較

11:30 4パターンの皮の張り方をするとどんな棹、どんな胴でも同じ様な音色になるためどんな三味線でも似た様な音色と言われる

11:47 三味線の個性を活かしたモノとは

12:22 三味線の音色に関係のある部位 上駒、サワリ、弦(糸)、棹、駒、皮、胴、撥

12:39 どの様に皮を選びどの様に皮を貼るかは三味線と奏者個性により異なる

13:06 実態(3)試奏で選ばれるモノ 日本最大級の在庫を試奏いただき実態を調査した 個性を活かしたモノ 作り手の都合(工業製品)

14:38 生きている音色とは

「"鳴る"と"響く"の違い」 三味線 音色の秘密(4) (2021/9/9)



他の音色の秘密シリーズと合わせて視聴いただくとより深く理解できます。

00:00 弦楽器なのに"鳴る"三味線って?
00:13 弦楽器は"響く"
00:33 "鳴る"と"響く"の聞き分けテスト
01:16 いつ"鳴る"三味線が生まれたのか
02:02 最近の三味線は深い部分を抜いてしまった
02:24 "鳴る"三味線の特徴
03:12 "鳴る"と"響く"の違い
03:49 "鳴る"三味線の作り方 メリット 観客や奏者の感想 最大の問題点
05:46 死んでいる音
06:11 モノは嘘をつかない
06:45 "響く"三味線とは
07:21 生きている音色 自分にとって意味のあるモノ


「19歳の青年の選択 〜若い人の新たな感性〜」三味線アルバムNo.37 (2021/8/22)




若い人は新たな感性で三味線に取り組み始めている。

ある19歳青年の選択したヴィンテージ三味線。
「明らかに自分に響いた」「自分に"響いた"感覚が忘れられない」

90歳の極細棹、三味線の原型の一つである柳川三味線。

「弾きこなすのに最低10年は必要」
そう伝え、この個性的な一丁を青年に託しました。

三味線が100歳を迎える頃、
どんな旅を歩んだのか、報告がもらえることを期待して。

三味線にしかできないこと(1) 職人の世界 製作の秘話 (2021/8/13)


シリーズ「三味線にしかできないこと」序章

00:10 三味線製作の背景「北アルプスの自然の音を浴びていた」

00:58 テーマ「雑味に宿る音の世界」

01:10 分解された三味線材

01:32 完全に熟した50年ものの紅木

02:08 戦前の方に素晴らしい職人はいた

02:29 良い材料との出会いは縁

02:49 三味線製作の本質「意図を込めない」

03:23 三味線の棹について

04:02 三味線の棹のメンテナンス「かんべり」

04:23 三味線の音色1「雑味」

04:40 棹の形状 自分に合うモノ

05:08 製作の本当の難しさ「技術だけでは限界がある」「奏者にとって意味のあるモノ」「いかに心に響くか」

05:59 現代の三味線の多くは本質を抜いてしまった

06:22 調弦の様子

06:38 良い音色の定義「余韻」「奥行き」

07:08 三味線全体をループする音とサワリ

07:45 三味線は"音が正しいこと"がいいとは限らない 日本の音のおもしろさ

シリーズ「三味線にしかできないこと 」の続編は後日公開予定です。

三味線の本当の価値とは「三味線の棹(さお) 〜通説と実態〜」 (2021/7/30)


00:00 三味線の棹(さお,竿) 通説と実態

00:10 「通説」の目次

00:19 (1)棹の価値 @耐久性 A外観 B音色

01:29 (2)棹の種類 細棹、中棹、太棹 正寸、短棹 花梨、紫檀、紅木、金細、トチ 三つ折、延べ棹

03:08 (3)棹の価格 材料費が多い方が高い 希少な材料は高い 

03:48 「実態」について

04:00 「実態」を調査してきた背景

04:28 「実態」の目次

04:36 外観と棹の種類:実態は三味線材は多種多様 木材ひとつひとつ様々な個性がある

05:42 耐久性と音色と価格 基本的に「硬さ」は大切 実態は性能と価格が一致していない 偽物が普及している 本当の価値の判断がプロの役割

09:07 耐久性のまとめ 実態は棹の硬さは大切だが、かんべりは奏法との両立が大切

09:48 価格のまとめ 実態は棹の質に対して価格がバラバラ プロしか見極められない

10:19 音色のまとめ 棹の硬さは一つの指標ではあるが、音色は単に棹が硬い(重い)だけではあまり意味がない

11:39 自分にあったモノ 多くの方が自分にあった三味線に出会えない 試奏をさせてもらえない特殊な弦楽器だった 1mm単位で合う合わないがある 棹を選ぶポイント 体験(試奏)が必要

本物と偽物の見分け方 (2021/7/22)

"本物"と"偽物"の見極を見極められますか?

気軽にやってみてください。


三味線の魅力 (2021/7/15)

三味線 細棹三味線試奏

美しい佇まいに反して主張は控え目。

だから、背景に溶け込む。


3つの共鳴 三味線を深く理解するために (2021/7/05)

三味線上達の秘密は「深く聴こえる」ことです。


人は聴こえる音しか扱うことができません。

10種類の三味線の音色を比較 (2021/6/23)

・民謡「会津磐梯山」 中棹三味線白紅木

・小唄「祇園小唄」 細棹三味線紅木

・津軽民謡「津軽タント節」 太棹三味線紅木

・「竹田子守唄」細棹(太め)三味線紅木

・端唄「春雨」 昭和初期(戦前)の細棹三味線 紅木

・長唄「勧進帳」 昭和初期(戦前)の細棹三味線

・都々逸「神戸節」 大正時代の太棹三味線 紫檀

・「越天楽」 大正時代の太棹三味線

・古民謡「こきりこ節」 明治時代の細棹三味線

・「黒田節」 江戸時代の細棹三味線


細棹にも色々ある 〜試奏準備の風景〜 (2021/6/15)


このところ細棹三味線の試奏が続きました。


試奏を体験した方々の共通の感想は「同じ種類の三味線とは思えないほど、音色もフィット感も違う」ということです。


細棹三味線といっても棹や胴の大きさ、材質、皮の張り方、サワリ、上駒、駒・・・など多種多様の組み合わせがあります。


当然、これは中棹三味線、太棹三味線も同様です。



当店の大切な方針。


「一丁一丁の個性を生かし製作する」



無数の個性の中から自分に合う三味線と出会う瞬間。新たな発見。


ぜひ、ご縁のあった方には体験いただきたいと考えております。


三味線 細棹三味線試奏

三味線細棹三味線試奏2

人気講演 「音色の秘密〜西洋楽器との違い〜」動画公開 (2021/6/7)


人気講演 「音色の秘密〜西洋楽器との違い〜」動画公開します。

少し時間は長いですが、これを理解できているのといないのでは相当大きな差になります。



内容目次
0:00 はじめに
0:21 楽器に自然を込める
1:08 明治以前の日本人
2:12 自然を込める3つのポイント
2:40 (1)雑味
4:19 (1)雑味を創る機能(@天然皮:太鼓(胴))
5:55 (1)雑味を創る機能(Aサワリ)
7:24 (1)雑味のまとめ
8:35 (2)聴こえない音
10:22 耳で聴こえる範囲を超える三味線の音
11:09 本来三味線の音色は
12:00 (2)聴こえない音のまとめ
14:04 (3)ゆらぎ
15:30 三味線もゆらいでいる
16:28 大量生産品(ゆらがない三味線)
17:29 (3)ゆらぎ まとめ
18:40 三味線の現在
20:35 大量生産品と西洋楽器のマネをした音色
22:05 モノは嘘をつかない
22:35 江戸、明治、大正、昭和初期(戦前)の三味線の音色
24:09 三味線の音色の秘密
25:08 本日のまとめ
25:58 最後の動画 三味線が完全に共鳴した時の音色

皮の種類と張り方による音色の違い (2021/5/31)


今回5種類を紹介していますが、動画を見ずに音だけ聞いてどの三味線が好きなのか聴き分けをしてみるのも面白いと思います。


当店では奏者さんのご希望を伺いながら、お一人お一人にあった皮のメンテナンスをしております。



興味がある方は以下もご利用ください。

三味線の皮について

駒と音色の違い 細棹編 (2021/5/24)


駒は無数の種類がありますが、


今回代表的な6種類を比較録音しています。


駒は曲、季節、天気、表現したい音などにより細かく変更する方が多いです。




興味がある方は以下もご利用ください。

音色集

棹の太さと音色の違い (2021/5/15)


時々このような音色比較動画も製作しています。


音色の違いがわかるか気軽に楽しんでください。




興味がある方は以下もご利用ください。

音色集

三味線の音色の秘密 (2021/5/7)


秋の鈴虫の鳴声を「美しい」と感じるのは日本人独自の感性です。



西洋人はそれを単なる「雑音」として排除します。



この決定的な感性の違いが楽器や音楽の成り立ちを決めています。



「自然の音を美しく感じる」この独自の感性が三味線の音色の秘密なのです。



日本古来の楽器:美しい雑音を楽器に込めている。自然と楽器は別ではない。

西洋楽器:いかに雑音を排除するか。自然と楽器は別のもの。

詳細に興味がある方は以下もご利用ください。

資料請求

岡山県のお座敷で使用されていた大正時代の三味線 (2021/4/27)


「完成してみないと、どんな音色になるかわからなかった」 

この修復の正直な感想です。



一つ一つの三味線には "具わっている道" のようなものがあります。


製作者としては "それ" を道しるべにモノとの対話を積み重ねる。


そうすると "偶然と必然のゆらぎ" が立ち現れる。


この現象は経験を深く積み重ねた奏者ほど深く共感いただけます。



なぜこの三味線にご縁があったのか。

依頼者に "それ" がわかる日がおとずれることを楽しみにしています。


アルバム集

三味線の基礎講座 (音色編) が終了しました (2021/4/13)


内容:深く聴くこと、三味線の年代別の音色の聞き分け方(江戸時代から現代の三味線まで)
駒と音色、撥と音色、三味線の種類と音色。
古謡・民謡・語りもの・長唄・端唄・小唄・都々逸・子守唄・津軽三味線など
多岐にわたる演奏を聴いていただき、大切な基礎知識を学んでいただきました。


三味線の基礎講座
三味線の基礎講座2_撥や駒など

イベント

三味線の棹が1mm歪むとどうなるか (2021/4/6)


変な音を出しつづけても、誰も指摘しれくれないところが、音楽の怖いところです。


メンテナンス

イベントのご案内 (2021/3/23)


イベントの募集を開始します。


4月10日「三味線の基礎講座〜音色編〜」(あと2名)、4月11日「深い基本」(キャンセル待ち)@3月23日現在


募集の開始ではありますが、事前予約の方でほぼ埋まっております。ご了承ください。


あと少しだけ予約が可能な「三味線基礎講座〜音色編〜」のみご紹介します。

 

三味線の基礎講座 田中

 

【日時】 2021年4月10日(土)13:00〜15:00

 

【場所】 安城市 へきしんギャラクシープラザ 和室(予定)

 

【内容】 テーマ:三味線の音色とは

「三味線の種類と音色、駒と音色、撥の種類、年代と音色、

 音色の基礎知識、生命力のある音色とは 等」

生演奏 小唄・端唄・長唄・出囃子・古謡・子守唄・民謡・津軽三味線・

現代曲アレンジ 等  

 

【参加費】 3,000円

 

【備考】

40畳くらいある広い部屋ですが、少人数で開催します。

ただし、新型コロナの影響により変更ある場合ありますので、

ご了承ください。


お問い合わせは原則メール(info_s@shamisen.ne.jp)でお願いします


(深い基本をご希望の方は念の為、空きがあるかをお問い合わせください)


他のイベントを見る

音色の聞き比べ 細棹編 (2021/3/15)


曲は松の緑です。


「あと10年早く始めてれば・・・」 〜 端唄「春雨」〜 (2021/3/3)


三味線を始めようか躊躇しているのはあなただけではありません。



あと10年、せめて5年早く始めていれば・・・


多くの方の後悔です。



しかし、人には"タイミング"というものがあります。


ある方は、昨年の春がタイミングでした。


「ずっと前から初めてみたかった」「これからは自分のやりたいことを優先する」
そう嬉しそうに語っていたのを忘れません。


あれから一年。


昨日の春の雨を眺めながら、お届け前に「春雨」を収録したことを思い出しました。


今年の春はお会いできそうですね。楽しみにしております。


販売した三味線やお客様との思い出は様々な形でまとめております。

「冊子:三味線の音色2021」を発送しました (2021/2/28)



冊子「三味線の音色 2021」を本日発送しました。

1.”生きている音色” と “死んでいる音"

2. ミニ講義:「生命力のある演奏とは」

3.試奏レポート:「自分の音色に出会う時」

アーカイブ:100年前の三味線との出会い

 

その他に「学び方は進化している」「イベント、教材、稽古のご案内」「店舗のご案内」を同封しております。

身近な一部の方には既に手渡ししております。

 

ご興味がある方はの「資料請求」からお申し込みください。

「鳴る」と「響く」の違い (2021/2/17)

フライパンの底をおタマでカンカンさせる。

それが「鳴る」です。


漠然とちまたで購入した三味線の90%以上が「鳴る」三味線です(機械製,人工素材,外国製)。



「鳴る」には広がりもなければ、複雑さや偶然性もありません。
わかりやすさ や 単に音を大きくすること が目的です。
次にどうなるかが予測できるので大人や玄人には退屈です。



それと真逆なのが「響く」。


生きている音色


それは手作業、天然素材を利用して、偶然を待ちながら、一つ一つの個性を生かしたモノ。



先日お越しになったお客様と「鳴る」と「響く」の違いについて大いに盛り上がりました。


そして勇気をもって「響く」を選択されました。


お互いを刺激しあい、どのように育っていくのか。とても楽しみです。


販売した三味線やお客様との思い出は様々な形でまとめております。

江戸時代の三味線の音色 (2021/2/10)

江戸時代の三味線

江戸時代 天保2年 184才の三味線。


デジタル加工のない生音に近い音源をお届けします。


自分の道を歩み出すとき (2021/2/3)

津軽三味線と奏者の手

「出会ってしまったので、後戻りできない」

 

この三味線を選んだ方の確信に満ちた言葉です。

 

 

いつも、この世界から少し隠れている。

 

それはご自身もなんとなく感じていたこと。

 

 

長いおつきあいの方です。

 

小物を買いに来てくれたついでに、珍しく三味線を試奏したいと。

 

目に止まったのは、その週に製作の目処が着いたばかりの、仕上げが終わっていないある三味線。

 

じっくりと丁寧に構え、背筋を伸ばし、深呼吸をして、一の糸の解放の音。

三味線と心と身体が共鳴する瞬間。

 

不意におとづれた出会い。

 

 

「あんな優しい音色を奏でる男性を初めてみた」。

 

ある演奏会で彼の演奏を聞き、聴衆の一人が涙を流したそうです。

 

世界から隠れていた彼が少し開いたのだと思います。

 

 

「単なる上手」の卒業、それは「心に響く演奏」。


彼はこれをきっかけに、自分の道を歩み出すでしょう。

 

三味線のアルバム

当店の所蔵品が紹介されました (2021/1/28)

当店の古い太棹三味線がJapan-Insightsに紹介されました。

「Music in Bunraku and Kabuki」の6ページ目↓。

三味線に映る指

ご興味のある方は「詳細」(外部リンク)をご覧ください


本当にやりたかったこと (2021/1/18)

自分のやりたいことに進む人。

三味線に映る指

本当にやりたかったことはなんですか?


三味線の学びかたは進化しています。


実現するために最も大切なことは「決断」です。


自分に合った学びかたとは>

安心してご来店いただくために (2021/1/13)

緊急事態宣言が発令されました。


内容を確認しますと、特に当方の営業を制限するものではありません。


これまで通り、以下の対策を丁寧に実行してまいります。


三味線田中・三萃園の感染予防対策

・完全予約制(同一時間帯1組のみ)

・室内の換気を十分に行う

・アルコール消毒液の利用

・試奏品(三味線や撥など)は前後に消毒をする

・マスク着用


今後の店舗営業や、イベントの開催などは 状況を見ながら随時判断、お知らせいたします。


2021年 仕事始め (2021/1/4)

三味線に映る指

1月4日仕事始め。

試奏の準備から。

今年も皆様とのご縁を楽しみにしております。


年始は1月4日から営業です (2020/12/29)

三味線と手

今年も1年ありがとうございました。

12月30日-1月3日までお休みです。


マイ三味線の初披露 (2020/12/14)

三味線と手

マイ三味線の初披露。

自分で選んだ愛用の三味線を手にすると、ほとんどの方はグッと上達し始めます。


三味線の棹の木目 (2020/12/7)

三味線の木目

胴の木目にもご興味のある方は「アルバム」をご覧ください。


自分に合った音色とは (2020/12/1)

三味線店舗の様子

自分に合った音色にご興味がある方は「動画」をご覧ください。


1年待ちです (2020/11/30)

11月23日ブログ「100年前 スペイン風邪の頃に生まれた三味線」のような三味線が欲しいとのお問い合わせをいただいております。


このような特殊な三味線は現在約1年待ちです。ご了承ください。


なお、当店のホームページに掲載している三味線の中でご希望に近い三味線などありましたら、ご連絡ください。


店主 田中と相談しながら製作することになります。

100年前 スペイン風邪の頃に生まれた三味線 (2020/11/23)

大正時代の三味線の手

偶然とは思えません。


2020年1月、届いたのはボロボロの太棹三味線。 

 

“異質な存在感”と“訴えかけるなにか”

それに突き動かされるようすぐに修復を始めました。


続き本内容は20年4月のブログ内容の三味線アルバム改訂版です。


 

力強い小さな手 (2020/11/16)

小学1年声の三味線の手

父の影響で始めた。 彼は5才のときから最初から達人のような発言をして周りを驚かせました。


一音に美を表現すること 三味線の音色の美しさ (2020/11/9)


・動画集へ

三味線歴30年の手 (2020/10/26)

三味線歴30年の手

経験が深まるほど、この手の本当のすごさが見えるようになります。


ご案内:店舗 紹介 動画 "店主田中の想い" (2020/10/19)


・動画集へ

余韻で聴かせる人 (2020/10/12)

三味線を支える手

彼は初心者の頃から"余韻で聴かせる人"でした。


たぶん、一人一人が最初から自分のテーマが与えられています。

何歳に見えますか? (2020/10/5)

三味線と年齢

何歳の手に見えますか?


彼女はこのような優しいタッチが得意です。


店主の三味線へのふれ方 (2020/10/1)

三味線を支える手

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